最近EPという形で曲を発売するアーティストが増えましたよね。
少し前まではシングルかアルバムという形で発売するのが主流でしたがじわじわとEP形式が増えています。
EPって見慣れな過ぎてなんなんだろう、、と思う人が多いと思いますので今回はEPの意味について紹介解説を行っていきます。
EPについて
厳密にEPの概念は定義はされておらず
「EPは収録曲の中に4~6曲程度入っているもの。」
または
「1~3曲が収録されているがその一曲の長さが10分以上あったりして、3曲を合計した時間が30分以下に収まっているもののことをEPといいます。」
明確な定義を持たないものですが、一般的には、シングルと呼ぶには多すぎ、アルバムと呼ぶには少なすぎる3~5曲の楽曲を集めたものを指します。
絶対にこの曲数ならEPという定義がされていないので、4曲以上でもシングルと言っているパターンもありますよね。
例えば、ロックバンドのD.A.N.は、2015年に「EP」と題した4曲入りのEPをリリースしました。
EPは “Extended Play “の略で、もともとは “ドーナツレコード “と呼ばれていたもので、CD時代には、シングルよりも長く、アルバムよりも短い録音時間のレコードをEPと呼んでいましたが、現在では、シングルよりも長く、アルバムよりも短い録音時間のレコードをEPと呼んでいます。
CD時代には、シングルよりも長く、アルバムよりも短いレコードを「EP」と呼ぶ。また、アルバムをミニアルバムではなく「フルアルバム」と呼ぶこともあり、アルバムとしての曲数の多さを強調している。
シングルでもアルバムでもない形で楽曲をリリースする理由は、「駆け出しでフルアルバムを作る予算がない」「リリースまでの時間的制約がある」「シングルを作るつもりで制作を始めたが、当初想定していたよりも曲数が多くなってしまった」など、さまざまです。いろいろなケースがあるようですね。
意味について
EPは略称になり、英語でextended playという英語になります。
日本語に訳すと「長時間プレイ」「イーピー盤の」といった意味です。
長時間再生されるシングル曲といった形です。
extended playとは
EP盤(extended play)はシングル盤と同じ45回転で収録されており、別種である。アメリカやイギリスではコンパクト盤はEPが主流になるとともに廃れたが、日本ではその後も主流であった(アメリカでコンパクト盤が発売されたのは1959年頃まで。60年代以降に商業用33回転7インチ盤はほぼ存在しない)。
ウィキペディアより
ウィキペディアからこのような形で紹介されていますが。
少しわかりにくいのでシングルよりちょっとお得に曲が入っているものとみれば問題ありません。
EPはよく使うけどどんな意味があるかよくわからないという方も多いのでこういう意味だったのかと知ると面白いですよね
Extended Playだった気がします!
— ゆいのすけ (@nosuke_hamft) February 24, 2020
シングルより曲数多くてアルバムより少ない、みたいなやつです
EPの昔の意味
昔ではこのことをドーナツ盤と言われていてシングルより少し曲が長いレコードのことをEPといっていました。ただその後CDがメインになったことで今の意味になっています。
読み方について
EPの読み方はそのままで「イーピィー」と読みます。
EP・ミニアルバム・マキシシングルで発売したアーティスト例
最近だとアイナ・ジエンドがEP形態で「内緒」を発表をしましたね。
いくつかEPの代表例をみていきたます。
アイナ・ジ・エンド「内緒」
全4曲が収録されているアイナジエンドのEPです。
個人的にはあぁ揺れてるがおすすめ
sumika「Fiction e.p」
2018年4月25日発売したsumikaのEPです!
収録曲は
1.フィクション
2.下弦の月
3.ペルソナ・プロムナード
4.いいのに
こちらの全4曲になります。
この他にもEPをみていくと6曲ほどあったりするCDもあるので結構バラバラな印象です。
フィクションはsumikaを代表する一曲でもありますね。
EPとシングル・アルバムの違いについて
実際シングルとアルバムはどこからそう呼ばれるのかについては
EPが真ん中なのでそれより短いのがシングル、長いのがアルバムとなります
シングル
おおよそになりますが
シングルは10分以下の収録曲で1~3曲程度の曲が収録されているものをシングルといいます。
アルバム
アルバムはもっと簡単で収録されている曲が全部で30分以上あればアルバムという定義づけがされています。
ミニアルバムとマキシシングルの違いについて
そしてミニアルバムとマキシシングルっていうのもたまにみますよね、これの違いはなんだろうと思う人も多いはずです
実はこのミニアルバムとマキシシングルの違いについては正確に定まっていないのです。
ミニアルバムについてはありバムとほぼ変わらないくらいに充分にありはするのですが。アルバムとほぼ同じレベルのものというアピールとしてミニアルバムと使ったりします。
シングル、アルバムどっちつかずの言い方になってしまうのは、アーティストそれぞれに理由があるのでちゃんとした定義はされていない形になります。
まとめ
いかがでしたか?今回はEPについて紹介をさせていただきました。
正直ちゃんとした回答になりきれていなかったかもしれませんが、しっかりとした定義ではないため、シングルよりちょっとお得に収録がされているのがEPと覚えておく形で問題はありません。
CD関連用語集
- オムニバス形式ってどんな意味?コンピレーションとの違いについて解説
- various artistsってどんな意味?アルバムで使われる曲の意味とは
- リミックスってどんな意味?曲名の後につく意味とは[Remix]
- ヴァイナルの意味を解説!レコード好きやDJが使うヴァイナルとは?(バイナルレコード)
- AACとMP3について解説!違いは?どれがおすすめなのか紹介
- フューチャリングの意味について解説!どんな時に使う言葉?[featuring]
- a.k.aの意味と読み方って何?使い方は?またの名をってどういうこと?