airpods proには本物そっくりの偽物が存在します。何も知らずにフリマアプリやオークションサイトで買ってしまうと後悔することになるでしょう。中古で安く買える分、知識がないとだまされることになります。
偽物は機能面で明らかに劣るので、確実に本物を買えるようにしましょう。また、偽物が出回っている分、見分け方もわかってきています。ですが、小さい違いも多く、画像では分からないこともあるでしょう。
見分けられるようになれば、本物のairpods proを安く買って音楽や動画などを楽しむことができますよ。
airpods proの偽物の見分け方
airpods proの偽物は、偽ポッツproとして売られていたり本物と偽っていたりと様々な形で販売されています。本物のairpods proが欲しいのにだまされたとあっては報われません。見分け方を知って間違えないようにしましょう。
外箱からわかる偽物の見分け方
外箱に記載されている番号などで偽物かどうか判断できます。以下のものを確認してください。
・外箱のJANコードが印字されているか
・モデル番号に間違いはないか
・技適マークは印字されているか
国内正規品は2モデルしかありません。MLWK3J/AかMWP22J/Aのどちらかが書かれていれば、本物の可能性が高いでしょう。
シリアル番号の確認しよう
外箱と充電器にシリアル番号が記載されています。この番号がお互い一致しているかどうかで偽物と本物の判断ができます。本物のシリアル番号は、Appleの公式のホームページで確認することができるので参考にしてください。
フリマサイトなどで購入する場合は、シリアル番号が記載されている写真があるかどうかを確認しましょう。シリアル番号がない場合は、出品者に確認を求めても良いですね。
イヤーチップ装着状態テスト
airpods proには、イヤーチップ装着状態テストというちゃんと装着できているか確認ができる機能があります。偽物の場合はイヤーピースを外した状態で耳に装着し、イヤーチップ装着状態テストをすると「密閉されています」と表示されます。
最近では、外見で偽物と判断することが難しくなってきています。機能面でも見分けがつけられるようになればより安心ですね。
【参考:Apple「保証状況の確認」】
偽物をおすすめしない理由3つ
airpods proの偽物は安く手に入ることもあって買う人もいますが、本物よりも機能面が低ランクの作りになっているので買ってから後悔することの方が多いでしょう。偽物を買おうか迷っている人はもう一度考えてみましょう。
音質が本物より劣っている
本物のairpods proの音質はとてもいいので分かりやすいのですが、偽物の音質は明らかに悪くなっています。特に低音が弱く、ロックやEDMをよく聞く人には物足りなくなっています。
原因として、イヤホンの一番外側を覆っているきょう体が密閉されていないことが上げられます。本物の確かな技術が可能にしているので、簡単にはマネできないということですね。
通信が不安定で途切れやすい
偽物は安い分、使っている部品も安価なものを使用しています。Bluetoothの仕様自体は満たしているのですが、本物と比べると劣る作りです。
実際にどの程度不安定か調査した記事が日経ビジネスのホームページに掲載されているので見てみてください。
【参考:日経ビジネス「iPhoneもだますニセAirPods Pro、中身はスカスカ」】
偽物の構造上音漏れがひどい
前述しましたが、airpods proの偽物はイヤホンの一番外側を覆っているきょう体の部分が密閉されていないのが原因で、音漏れも起きます。電車の中や、図書館で勉強中に音楽を聞きたい人にとっては致命的な欠陥です。
隣の人に聞こえるくらいしっかり音漏れするので、偽物のairpods proを買おうとしている人は考えてみてください。
本物の特徴
airpods proの偽物を見分けるためには、本物を知っておくことが必要不可欠です。機能がとても優秀で、知っているだけでも友人との会話のネタになるでしょう。iphoneを持っている方だったら欲しくなること間違いなしです!
優秀なノイズキャンセリング機能
airpods proのノイズキャンセリング機能は、雑音を音で消しています。外向きについているマイクロフォンが雑音を検知し、その音と釣り合うアンチノイズ機能、簡単に言うと雑音の反対の音で相殺します。
このノイズキャンセリング機能が優れている点は、内向きにもついているマイクロフォンが音楽を聞いている時や会話中の雑音も取り除いてくれることです。毎秒200回調節されるこの機能はほとんどの雑音をカットしてくれます。
iphoneの接続が簡単
iphoneやapple watchとの接続方法は、接続と書かれたポップアップを押すだけととても簡単にできます。また、「Hey siri」機能にも対応しているので使い勝手は抜群です。
airpods pro同士なら曲やPodcastという動画配信サービスの共有も簡単にできます。同じ音楽を聞いたり、好きな番組を一緒に見たりしたら、恋人との距離も近くなりますね。
装着したまま会話ができる
airpods proには、外部音取り込みモードがあります。車通りの多い道を歩くときや、友人と会話するときにイヤホンをつけたまま外の音を聞くことができます。
切り替えも簡単で軸の部分にある感圧センサーを長押しするだけと簡単なものです。雑音が多い場面では、「会話を強調」機能を使用するとイヤホンを装着したままでも、目の前の人の声を強調してはっきりと聞こえるようにしてくれます。
まとめ
airpods proの偽物はどんどん進化していて判断するのが難しくなってきています。常に最新の知識を入れておくことで回避することができるのでairpods proを買うときには下調べは必ずしましょう。
airpods proをAppleストア以外で購入する場合は、外箱やシリアル番号を確認しましょう。購入後でもイヤーチップの装着テストで偽物かどうかの判断ができます。
本物のairpods proが優れている分、偽物に騙されたときはショックも大きいです。外観だけではなく、Appleの公式サイトでも確認することでより万全の状態で買うことができますね。