皆さんはよくカラオケで歌うことは多いでしょうか?またはバンドのボーカルをやってみたい等いろいろなシーンがあると思います。男性の場合声変わりとともに高音が出せなくなったという人も多いはずです。ですがテレビでみる歌手って高音でも普通にうたっていたりしますよね。それはミックスボイス(ミドルボイス)というテクニックを使うこでだしています。
今回はそんなミックスボイスの歌い方について紹介をしいます。
ミックスボイスについて
ミックスボイスの意味は地声(チェストボイス)と裏声(ファルセット)の中間の声を発声させることのことをいいます。別名ではミドルボイスともいわれています。中間地点だからミドル、地声と裏声がまじっているミックスみたいな形で中間の声だと認識をしておけば問題ありません。
初めてやる人は志村声になってしまったりすので、そんなことにならないように注意してくださいね。
ミックスボイスのメリット
ミックスボイスのメリットとしてお気づきの人は多いと思いますが、ミックスボイスをつかえれば地声の声の力強さをもちながら裏声のような高音の声で歌うことができるテクニックとなります。
ミックスボイスの声の出し方を知る前にイメージとしては、電話でお客さんと話すときの対外的な声を想像してください。少しだけ普段の地声より高くはなしていませんか?この声と似た感覚で歌うことをミックスボイスといいプロの歌手はこのミックスボイスをトレーニングによって上手に使えるようになっています。
ミックスボイスを出すために
それではミックスボイスを出すためにはどのようなことをすればいいか説明をさせていただきます。まずは具体的な練習にいくまえに下記の内容を把握しておいてください。
裏声をだせるようになっておく
まずはミックスボイスを使えるようになるために最低限必要なことがあります。それは裏声をだせるようになっておくことです。当たり前のようにできる人もいますができない人もいます。裏声の出し方はコツさえつかめばすぐにできるようになるので、まずはこの練習からやってみてください。
裏声の出し方は?
裏声の出し方はファルセットをうまく活用する形となります。ファルセットってなんだろうと思う人向けにファルセットについて紹介をしているのでお時間があるときによんでみてください。練習方法についても紹介をしています。
裏声ができている人の場合鼻の奥あたりが共鳴していることがわかると思いますので、鼻の奥を響かせるイメージをもちながら裏声の練習をしていってください。
腹式呼吸を習得する
次は複式呼吸をマスターしてください。複式呼吸を習得しないといけない理由としてミックスボイスは強い声をだす必要があり。横隔膜を支える必要があります。
腹式呼吸のやり方、練習方法は?
腹式呼吸は横隔膜周辺(みぞおち付近となります)に力をいれて複式呼吸を意識して歌を歌います。
鼻腔の共鳴がわかるようにする
ちょっと何いっているかわからないという人もいると思いますがこの響かせるということが重要です。共鳴をわかるようにするために下記のやり方をたためしてみてください。
練習方法について
まずは口を閉じハミングをやってみてください。ハミングをしたときに喉からでた声を口からだしてみてください地声で、その感覚をもってその声を自分のあたまの真上から出しているイメージをもちましょう。そのとき前述で紹介した複式呼吸を意識して力強い声をだしましょう。
そうすると鼻腔へ声がぬけていき頭頂部へぬけていくのがわかると思います。
この感覚で口をとじてやってみると、息が鼻に流れることで鼻の奥が響いているというのを感じるはずです。このことを鼻腔共鳴というので是非やってみてください。
口、喉の開き方について
ミックスボイスを出すときの口の開き方は大きく口をあけるという表現で鼻若干ちがっていて、喉を開くようにしてください。
喉の開き方はあくびをイメージしてください。あくびをするときに喉は開かれるのでその感覚を覚えましょう。このことを喉が開くといいます。
声帯について
声帯は締めるイメージです。
声帯の締め方は?
声帯の締め方として、まずは息を長くはいてみてください。そのとき途中で息を止めると声帯の周辺が締まります。その感覚のことを声帯が締まるというのでミドルボイスをだすときにこの感覚も覚えておきましょう。
息の吐き方について
ミックスボイスは息の量でコントロールをするため、このコントロールの難易度が非常に高いです。
息を弱く吐く場合声量はあがりません。腹筋を活用して息の量を保つことを意識してミックスボイスを活用しましょう。
舌の位置について
舌の位置も意識することはあまりないかもしれませんが、声をだすときにすべてに関係をすることになります。そのため正しい発声をするため舌の位置を意識しながら発音よく歌えるようになりましょう。
ミックスボイスの練習方法
それでは次にミックスボイスの練習方法を紹介します
ミックスボイスの練習として
リラックスをして練習をする。
まず練習はなるべくリラックスをした状態で練習をしてください。ミックスボイスをつかえるようになるためにはある程度の練習は必要です。ミックスボイスを出すこととしては一番は脱力をして歌うという事を意識していただきたいです。
リラックスした歌い方は?
リラックスした歌い方については、例えば男性の場合裏声で女性歌手の歌を歌ったりしてみてください。裏声ならそこまで力をいれることはできないですよね。それくらいリラックスして歌うことを意識します。
その他深呼吸やあくびをする等してなるべく柔らかい状態で練習をしましょう。なるべくリラックスした状態で歌う理由として力んでしまうと声帯を傷めてしまう可能性があります。
喉はあなただけのもので、一度壊してしまうと治すのがとても大変です。喉のケアやいたわりは必須となることから練習方法の一つめとして紹介しました。
猫の鳴き声をまねた練習
ミックスボイスの練習で一番イメージがしやすい練習方法からの紹介です。
猫のマネです。にゃーと鳴きまねをしてください。にゃーは舌を上の顎におしあてて、息を鼻にかけて発声してください。ニャーの発声で体の力がぬけるため、裏声をつかみやすい形となります。なるべく子猫を意識して高い音程から発声してくださいね。
表情筋を鍛える練習
表情筋を鍛えることでいろんな声をさらにだすことができます。この表情金が優れていると高い声が出やすく口も大きく開けられ発声もしっかりするのでこのような基本的なところを鍛えるのが一番の近道にもなります
練習方法としてはどこでも簡単にすることができます。
まずは目や口をつかってすっぱい顔をしてみてください。そのあと目を大きくあげて口角をあげて大きく引いてください。
その後に片方の目ずつ5秒ずつ大げさにウインクをしましょう。
あえいおうの口を作りながらオーバーにその口の形をつくることをくりかえしましょう。
これをするだけで大幅に表情筋を使い方がかわってくるのでぜひやってみてください。
練習する場所と時間は?
自宅でやるのは近所迷惑になる可能性が大きくあるため、なるべくカラオケ店にいくのがおすすめです。通いすぎると喉をいためるので適度に休憩をしながらやってくださいね。週に3回で1時間ほどで充分にうまくなっていくはずです。
ミックスボイスで地声っぽく歌うには?
高い声をだすためのミックスボイスですが、地声っぽく歌うというテクニックもあります。これは声が出せる範囲が広がるので地声とみせかけてめっちゃ高い声もだせるのです。
ミックスボイスのフレーズのときに意気込むと失敗しやすいという人にとってもこのずっとミックスボイスを使うという方法は有効です。
音程と行きのスピードを支えるために腹筋に千賀らが入っているということをしっかりと確認し腹筋のちからで歌えるように意識してやってみてください
おすすめの練習曲は?
それでは次におすすめの練習曲を紹介します。
男性におすすめの練習曲
サビで高音を出したい人向け
奏・スキマスイッチ
ミックスボイスをこれから歌う人にとってここまでおすすめの曲はないです。全体的に低いのですが。力強いミックスボイスを活用するサビがあるので是非歌いこなしてみましょう。
中性的な声をだしたい人向け
SEKAI NO OWARI 『スターライトパレード』
高音域の歌となり、地声が低い男性はなかなか難しいこの曲もミックスボイスをつかうと歌うことができるようになります。
白日・King Gnu
大ヒット曲ですが、カラオケで歌うとだいたいの人は事故レベルになる曲、冒頭からいきなり難しいですよね、最初はファルセットではなく、ファルセットとミドルボイスを切り替えながら歌ってるので練習曲としてはばっちりです。
シュガーソングとビターステップ(UNISON SQUARE GARDEN)
めちゃくちゃ難しいこの曲。練習すればするだけ多くの曲が簡単に思えてくるほどに難しいです。
もう少し高ければヘッドボイスにもなってしまうほどに高音で低くするとっチェストボイスが強くてきつくなるという難しさではトップクラスです、音程も安定しない人も多いと思いますので、ヘッドボイスを安定させることが歌うコツとなります。
女性におすすめの練習曲
宇多田ヒカル「光」
宇多田ヒカルの名曲ですね!宇多田ヒカル自身この曲は気に入っているということから自分の名前を曲名にしたという話しは有名です。(ライブで公言しています)
ミックスボイスとして地声と裏声を非常にうまく使っている彼女の曲たち難しさはありますが。ミックスボイスの練習をするという意味でおすすめとなります。
まとめ
いかがでしたか?ミックスボイスは高音をだすのが苦手な人でも鍛えることで高音をだすことができるプロの歌手はほとんど活用しているテクニックです。ミックスボイスはすぐにつかいこなせるものではないので、基本から少しずつマスターをしていくのがおすすめです。
ミックスボイスをつかえるようになればカラオケだろうと、バンドのボーカルになろうと問題なくうまい歌をうたう可能性がおおきく広がります。
ぜひあなたもミックスボイスにチャレンジしてみてください。