夏休みの宿題で毎年考える工作や自由研究は、出来るだけ手軽に済ませたいもの…。何を作ろうかを考えるのも一苦労ですよね。
みんなからは、すごいと思ってもらいたい!と思っているお子さんのために、簡単だけどすごい工作のアイディアを小学校低学年と高学年に分けてご紹介します。身近なもので作れる工作を多く紹介しているので、道具の調達にも困りません。
工作を通して、お子さんの成長を感じたり、コミュニケーションを取れたりと、いい思い出作りになるはずですので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
【低学年向け】身の回りのものでできる簡単だけどすごい工作3選!
工作を手軽に済ませるには、身近なもので作れるのが一番!低学年のお子さんと簡単だけどすごい工作のアイディアをご紹介しますよ。
お風呂で遊ぼう!シュワシュワのバスボム
買うと少し高いバスボムを、工作で作ってみましょう。お風呂タイムが楽しくなること間違いなしですよ!
【材料】
・重曹(食用)100g
・クエン酸(食用)50g
・片栗粉50g
・食紅
・ビニール袋
・スプーン
【作り方】
1.ビニール袋に、重曹・クエン酸・片栗粉と好きな色の食紅を加えて、混ぜ合わせます。
2.丸められるように、スプーンで少しづつ水を加えます。
※この時、入れすぎてしまうと、炭酸ガスが発生してしまう危険があるので、少しづつ加えてください。
3.ビニールの外から、おにぎりを作るように丸めます。
4.湿気の少ない場所で、半日~1日乾燥させれば完成です!
夏のひんやりデザートで作る!オリジナルブレスレット
材料が、アイスの棒と飾り付け用品のみで、作り方も簡単なおしゃれ女子向けの工作です。
【材料】
・アイスの棒
・グラス(ブレスレットのサイズになる)
・カラーペンやビーズなど
【作り方】
1.鍋にお水を入れてお湯を沸かし、沸騰したらアイスの棒を30分間茹でます。
2.熱湯からアイスの棒を取り出し、手首より少し大きめのグラスの中に入れます。ここで、ブレスレットのカーブを作り、一晩置きます。
3.アイスの棒にカーブがついたら、カラーペンやビーズなどで飾り付けをして、完成です!
ピィーっと鳴らそう!牛乳パックのホイッスル
おいしい牛乳のパックで作るホイッスルです。おいしい牛乳の文字を目安にすることで、面倒なサイズ測定がないので、簡単に作れますよ!
【材料】
・牛乳パック(明治のおいしい牛乳)
・アルミホイル
・はさみ
・テープ
【作り方】
1.牛乳パックを開き、長方形の1面のみ(おいしい牛乳の文字部分)を使います。
2.おいしい牛乳の「おいしい」と「牛乳」の文字が書かれた部分で、パックを2つに切り分けます。
【吹き口】
3.吹き口は、「おいしい」と書かれた部分を使用します。「おいしい」と書かれた文字の幅に合わせて、はさみの先端で縦方向に折り筋をつけます。
4.3でつけた筋にそって、折り曲げてテープで固定します。
【笛の箱】
5.笛の箱部分は、牛乳パックの「牛乳」と書かれた部分を使用します。牛乳の文字を上にした状態で、上から1.5cm2cmを3つ定規で測り、印をつけます。
6.牛乳の文字幅に合わせて、はさみの先端で折り筋をつけます。
7.5でつけた印と6でつけた幅の筋まで、はさみで切り込みを全てに入れていきます。
8.切り込みに合わせて、箱状に折りたたみ、箱の中にアルミホイルを丸めたものを入れます。
9.最初に作った吹き口と箱をテープで固定したら、完成です!
【参考:「ホイッスル」】
【高学年向け】自由研究にも使える簡単だけどすごい工作3選!
高学年になると、より高度なものを作りたくなるもの。みんなが「あっ」と驚く、簡単だけどすごい工作のアイディアをご紹介します。
キラキラパーツで作るスノードーム
100均で材料を揃えておしゃれでかわいいスノードームを作ってみましょう!
【材料】
・空き瓶
・マスコットやラメなどの飾り
・折り紙など(中に入れたいもの)
・スポンジ
・接着剤
・液体のり(透明のもの)
【作り方】
1.空き瓶のふたに合わせて、スポンジをカットし、接着剤でくっつけます。
2.スポンジに入れたいマスコットを接着剤でくっつけます。瓶の内側から飾り付けをします。
3.瓶の中に、ラメを適量入れます。
4.液体のり(透明のもの)と水を瓶の中に入れていきます。この時、のりと水を3:7の割合になるように入れましょう。のりをいれるとスノードーム内にとろみがつき、ラメがゆっくり落ちます。
5.瓶にマスコットつきのふたをしたら、完成です。
100均のUVレジンで作る海辺のグラデーション
グラデーションを作るのが、難易度が高いですが、チャレンジする価値ありですよ。
【材料】
・モールド(型)
・レジン
・着色剤(青・エメラルドグリーン)
・容器3つ
・クラシックシェル
・シリコンスティック
・爪楊枝
【作り方】
1.3つの容器に、レジンを適量入れ、着色剤とクラシックシェルを容器に入れ、混ぜ合わせます。
2.モールド(型)に、レジンを薄く全体に流し込み、1分間固めます。
*着色剤は、1滴ずつ入れましょう。
3.下半分にクラシックシェルを入れ、1分間固めます。
4.エメラルドグリーンのレジンを、上半分に入れ、1分間固めます。この時、クラシックシェルに少し被せるように流し込むと、きれいなグラデーションの土台ができます。
5.上半分のエメラルドグリーンの上に、爪楊枝を使って青のレジンをアーチ状に少しずつ入れていきます。上部が濃くクラシックシェルにむかいグラデーションになるように調整し、1分間固めます。
6.最後に、モールド(型)全体に、透明レジンを流し込み5分間固めます。
7.型からはずし、表のコーティングのために、レジンをさらに塗ります。5分間固めます。裏も同様にコーティングしたら、完成です。
ビー玉で衝撃エネルギーを感じてみよう
力と運動の実験を、カチカチと動くビー玉で確認してみよう。
【材料】
・ビー玉16㎜
・糸(組みひも)
・パンチングボード15cm×10cm
・ビニールテープ数色
・編みもの用の棒
・プラダン
・カッター
・ハサミ
・ペン
・定規
・トンカチ
【作り方】
1.編みもの用の棒を、先端から10cmでカットしたものを、4つ作ります。
2.パンチングボードを横長に置き、サイドは端から1列を開けて上下4ヶ所に1で用意した棒を、切り口を下にして差し込みます。
3.プラダンを波が横向きになるように置き、2.5cm幅にカットします。パンチングボードの幅に合わせて、長さを10cmにカットしたものを2枚作ります。(サイズ:10cm×2.5cm)
4.ビー玉の直径(16㎜)に合わせて、等間隔に5本切り込みを入れ、編み棒に差し込みます。
5.糸(組みひも)を15cmに切ったものを5本用意します。
6.5のひもに、ビー玉が真ん中にくるようにビニールテープで止めます。
7.ビー玉の糸をプラダンの切り込みに差し込み、2つのプラダン板の間に、5つの全てのビー玉が上、横の位置が揃うように調整します。
8.板の端に出た糸をビニールテープで固定したら完成です!
【参考:「スノードーム」】
【参考:「レジンで海辺」】
【参考:「カチカチビー玉」】
まとめ
今回は、工作のアイディアを低学年向けと高学年向けに分けてご紹介しました。工作は、夏休みの宿題の難関と捉えがちではありますが、お子さんの成長を感じられる貴重な時間になるはずです。
この記事で紹介した工作は、お子さんと取り組みやすい手軽な材料や作り方で、どれも簡単だけどすごい工作ばかりなので、新学期に工作を抱えて登校するのが楽しみになるでしょう。