フォルツァンドについて
一言でいうとアクセント記号になります
音楽用語である。音符や和音に強いアクセントをつけること。sforzato(イタリア語)とも呼ばれ、sfまたはsfzと略される。Forzandoはfzとも略される。
Forzandoはfzとも略される) その音だけを強くすること。
つまり、「その部分だけを頑張る」という意味です。
スフォルツァンドとフォルツァンドとの違い
音楽辞典を見ると、fz(フォルツァンド)もsfz(スフォルツァンド)も同じ意味で使われていることがわかります。
音楽辞典を見ると、どちらも同じ意味ですが、fzとsfzは全く同じ意味ではありません。
では、fzとsfzの違いは何なのでしょうか。「z」の語源は、「力を加える」という意味の動詞「forzare」です。
Forzareとは、自分の意志ではなく、強い力の影響を受けている状態のことです。
「無理やり」「こじ開ける」などとも訳されます。
sfの語源は、「力を加える」という意味の動詞「sforzare」です。
sfの語源は、「力を加える」という意味の動詞「sforzare」に、強調の「s」を加えたものです。
つまり、sfzはfzよりも力強さがあります。
スフォルツァンドは「sf」または「sfz」、sfは「sforzando」または「sforzato」などと略すことができます。
基本的にsforzandoとsforzatoは区別なく使われます。
文法的には、sforzare(他動詞)の過去分詞がsforzato sforzato、gerundio(英語でいう動名詞のようなもの)がsforzando sforzandoです。
ただし、”z “のないsforzatoと “z “のあるsforzandoを区別してもよい。
まとめ
強度が高い順に
アクセント」<「アクセントイッシモ」<「フォルツァンド」<「スフォルツァンド」。
強度の高い順に、「アクセント」<「アクセントイッシモ」<「フォルツァンド」<「スフォルツァンド」が使われることがありますが、その使い方は作曲家によって異なります。
どちらが強いかではなく、作曲家がどのような表現を求めているかを理解し、使い分けることが大切です。
強弱記号は簡単そうに見えて、意外と奥が深いものです。