2009年にエコカー減税とエコカー補助金制度がスタートしたことで、瞬く間に普及したハイブリッド車。購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
しかし、ハイブリッド車の中には、買ってはいけない車も存在します。車は高い買い物なので、買ってしまってから後悔したくないですよね。
ハイブリッド車を買ってはいけない理由をはじめ、ハイブリッド車を購入して後悔・失敗したと評価している人の声からハイブリッド車の失敗しない選び方とオススメの車を紹介していきます。
ハイブリッド車選びで失敗したくない方必見です!
ハイブリッド車を買ってはいけない理由3選
ハイブリッド車は、燃費が良く環境にやさしい車種が多く、エコカー減税や補助金を受け取ることができるなどのメリットがあります。
しかし、「補助金を受け取れるから購入したい」「燃費の良い車が欲しい」と考えなしにハイブリッド車を購入してしまうと、思わぬ落とし穴にはまって後悔してしまう可能性があります。
ここでは、ハイブリッド車を買ってはいけない理由を3つ紹介していきます。
電子部品の劣化や故障で修理費用が高くなる
ハイブリッド車のハイブリッドシステムには様々な電子部品が使用されています。しかし、万が一不具合が発生するとユニットごと交換になるケースも。
そのため、電子部品の劣化や故障で高額な修理費用が必要になるので注意しましょう。
燃費の悪い車はガソリン代が高くなる
ハイブリッド車のメリットは燃費の良さが挙げられます。
しかし、車重が重い車や4駆の車は燃費の悪い場合があります。燃費の悪いハイブリッド車を選んでしまうと、ガソリン代が高くついてしまい、出費がかさんでしまいます。
「JO08モード燃費」と「WLTCモード燃費」の2つの測定方法で燃費性能をチェックしてみると良いでしょう。
駆動用バッテリーが劣化しやすい
ハイブリッド車の駆動用バッテリーは劣化しやすいといわれています。
駆動用バッテリーに貯めた電気で走行をアシストするという仕組みになっており、駆動用バッテリーの寿命は燃費性能に直結します。
そして、バッテリーの性能が落ちて十分な電気を蓄えられなくなると本来の性能を発揮できなくなってしまい、交換が必須になりますので維持費がかかると感じる方もいます。
ハイブリッド車を購入して後悔・失敗した人の声
念願のハイブリッド車を購入したものの、後悔・失敗したと感じている人は、どのような使用状況だったのでしょうか。ハイブリッド車を買ってはいけない理由をユーザーの口コミからみていきましょう。
初期投資がもったいないと感じる
買い物や送り迎えなどでちょい乗りが多く、年間数千kmしか乗らない人だと車両価格の元を取るためには多くの年数が必要になります。ハイブリッド車はガソリン車に比べて本体の価格が高いので、元が取れないのはもったいないですね。
また、「燃費を考えてハイブリッド車を購入したものの、普段から車に乗る機会が少なく、燃費の恩恵を受けることのないまま年数が経ってしまい初期投資が勿体なかった」という方もいました。年数が経ってしまうと駆動用バッテリーが劣化するので、車を使っていないのにさらに費用がかかってきます。
車は大きな買い物なので、どのような目的・用途で車を使用するのかしっかりと考えると良いでしょう。
車内空間が狭く窮屈感がある
「燃費を考えてガソリン車からハイブリッド車に乗り換えたものの、車内空間が狭く窮屈に感じた」という声がありました。
ガソリン車からハイブリッド車に乗り換える場合、大きな駆動用のバッテリーを搭載している関係で、室内空間が若干狭くなったり、乗り心地が大きく変わる可能性があります。
購入前に実際に試乗して「車内空間が窮屈に感じないか」「乗り心地は良いか」確かめると良いでしょう。
失敗しない選び方とオススメの車
数多くのハイブリッド車が揃っている現在、「ハイブリッド車で買ってはいけない商品を購入してしまわないか心配…」「自分にどんな車がマッチするのか分からない」という方もいるのではないでしょうか。
ここでは、ハイブリッド車で後悔しないために、失敗しない選び方とオススメの車を紹介していきます。
燃費性能が高く環境に配慮している車を選ぶ
車格が大きく車重が重い車は、燃費性能があまり高くありません。
燃費重視で車を選ぶ場合は、購入を検討しているハイブリッド車の燃費を調べるのがポイントになってきます。ディーラースタッフに聞いたり、カタログをチェックしましょう。燃費性能は走る環境によって変わってきますので、注意書きまで読むようにすると「意外と燃費が悪い…」と後悔せずに済みますよ。
トヨタのハリアーハイブリッドがオススメ
トヨタのハリアーハイブリッドは、燃費の性能が非常に高く1Lで20km以上走行し、コンパクトカー並みの低燃費を実現したハイブリッド車です。ガソリン満タン55Lで『東京から九州・熊本間の約1200km以上を走破できる』という性能を持っています。
また、TNGAプラットフォームを採用しており、インテリアも隅々まで上質さを感じるクオリティと質感を持っています。
質感を重視する大人が納得できる快適空間を実現しており、走破性の高さも魅力です。
力強さを持たせながらスタイリッシュで美しいカーデザインとなっています。
まとめ
ハイブリッド車は、エコカー減税や補助金制度が充実していたり、環境にも配慮している車種が多いなどとても魅力的です。
しかし、目的もなく考えなしに購入してしまうと、「思ったよりも燃費が良くなかった」「修理費用が高くついてしまった」など思わぬ落とし穴にハマってしまいます。
ハイブリッド車を購入したものの、「ハイブリッド車で買ってはいけない車を買ってしまった」「失敗した…」「後悔した…」とならないように、機能やメーカーのサービスを隅々まで比較して、自分のライフスタイルや目的にマッチしたハイブリッド車を選んでみてはいかがでしょうか。