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GeForce GTX 980 Tiの性能とスペックと性能を徹底比較

グラフィックボードはどんどん最新のスペックを搭載したものが出てきています。ですが、型落ちでも十分スペックが足りているものが多くあるのも事実です。

「gtx 980 ti」は、2015年に販売されましたが、今でも使用している人がいるくらいスペックが高いです。ひと昔前のものなので、中古で購入することができますが、実際に購入する前に、動作環境を確認しておきましょう。

また、グラフィックボードの有名メーカーも一緒に押さえておくことで、自分のやりたいゲームに合ったものを選ぶことができますよ。

「gtx 980 ti」の性能

実際に「gtx 980 ti」を購入する前に性能を把握しておきましょう。ゲームによっては対応していないものもあるのでせっかく購入しても遊べないのでは意味がありません。やりたいゲームをプレイするためにも性能を確認しておきましょう。

大容量のメモリを搭載している

グラフィックボードに搭載されているメモリを通称GPUメモリと呼び、GPUメモリは、グラフィックの処理のみをするメモリとなっています。

GeForce製のグラフィックボードのGPUメモリの容量は2GB〜24GBの範囲ですが、「gtx 980 ti」は、最大容量6GBメモリを搭載しています。

中古で購入できる同じクラスのグラフィックボードに比べて安く、コスパの面でも優秀です。また、GPUメモリの容量が大きい程情報処理を行ってくれるので、遅延が発生しません。

同じクラスのものより高い性能のGPU

「gtx 980 ti」は当時最新のNVIDIA Maxwellアーキテクチャを搭載したGeForce® GTX™ 980 Ti GPUを搭載しています。一世代前のGeForce GTX 780シリーズと比べると、性能面で確かに上昇しています。

ですが、大きく上昇しているわけではなく、注目する点は性能対消費電力が抑えられている点です。これは、同じシリーズの製品を使っている人たちに向けたGPUとされているからです。

解像度が広く対応している

ゲームをするうえで解像度が高いと臨場感がでます。ですが、対応していないグラフィックボードを購入してしまうとせっかくの世界観を堪能できません。

「gtx 980 ti」の最大デジタル解像度は5120×3200で、大容量メモリが必要な4kゲームに対応しています。人気作である、モンスターハンターワールドやサイバーパンク2077を楽しむことができますね。

「gtx 980 ti」を使うために必要な動作環境

「gtx 980 ti」を購入する際は、動作環境の確認はしておきましょう。正常な動作をしてくれないばかりではなく、他の部品の故障にも繋がります。確認するのは手間ですが安心して購入できるように確認は必須ですね。

CPUについて

「gtx 980 ti」に必要なCPUは以下の2通りです。当然ですが世代が新しいものほど高性能となっています。予算に余裕があれば検討してみてください。

・Intel® Core™ iシリーズ以降のマルチコアCPU

・AMD Athlon Ⅱ以上のマルチコアCPU

推奨されている電源容量は?

「gtx 980 ti」に必要な最小電源容量は、定格出力600W以上の出力が可能な電源ですが、推奨されているのは、定格出力650W以上の出力が可能な電源です。電力を大きく使うパーツは、CPUとビデオカードの2つと言われていて、約150W〜350Wを使用します。

他のパーツを増設する場合や、高性能のパーツに交換する予定のある人は、余裕をもったものを選びましょう。電源装置の修理交換を自分でするのも大変ですし、委託するにも高額になってしまいます。

システムメモリは大きいものを選ぼう

システムメモリは最低8GB以上ですが、16GB以上のものが推奨されています。容量不足が原因で動作が遅くなったり、固まることががあるので、できるだけ容量の大きいものを選びましょう。

メモリは領域毎に分かれているので間違えやすいと言われています。ITmedia NEWSのホームページで詳しく説明しているので参考にしてください。

【参考:ITmedia NEWS「知らないと恥ずかしい?メモリの「RAM」と「ROM」の違い」

今使われているグラフィックボードメーカー

「gtx 980 ti」など、わかりにくい表記が多いグラフィックボード。初心者が選ぶのは一苦労だと思います。まずは、有名メーカーを押さえておけば概要がつかみやすいので理解していきましょう。慣れてきたらやりたいゲームから選ぶと動作がスムーズになりますよ。

世界的メーカーのNVIDIA

NVIDIAは、主力商品である画像処理に特化したGPUコア、GeForceシリーズを出しています。GeForceシリーズは安定性があり、ゲームをプレイするときに扱いやすいとされています。GPUコアとは、簡単に言うとグラフィックボードのメインになる半導体チップです。

世界的メーカーと言われている理由は、このGPUコアを作っている会社がNVIDIAと後述するAMDの2社のみだからです。2022年現在、NVIDIAの最新商品はGeForce RTX 30シリーズです。

半導体で有名なメーカーのAMD

AMDは、Radeonシリーズが主力商品で、その中でも2022年現在Radeon™ RX500シリーズが最新です。GeForceシリーズと比べてメモリ周りが優秀とされています。

中盤くらいの性能のものであれば、映像制作、動画鑑賞に向いていて、高解像度では動作がスムーズに動くとされています。ですが、総合的に見るとNVIDIAの方が優れているのも事実です。選ぶ際の参考にしてください。

やりたいゲームに合わせたものを

最近では、GeForceとRadeonの価格は同じクラスのものとほとんど一緒になっています。価格で選ぶのではなく、やりたいゲームに合わせたものを選びましょう。

また、GeForceシリーズは、初心者向けから玄人向けまで出ていて、一方でRadeonシリーズは中級者向けに強いとされています。

まとめ

「gtx 980 ti」はひと昔前のグラフィックボードですが、現在でも通用します。大容量のメモリを持ち、解像度が広く対応している点が魅力です。しかし、現在では中古でしか売っていないので選ぶ際に不良品を選ばないようにしましょう。

また、動作がスムーズになったり、解像度が高くなるので動作環境はできるだけいいものを用意することをおすすめします。グラフィックボードに触れたことのない人は、NVIDIA、AMDなど有名メーカーのシリーズを購入すると失敗はないですよ。

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かずさ
かずさ
ライブとフェス好きのガジェットライター。おすすめのイヤホン、サウンドバーなどガジェットの素晴らしさを多くの人に伝えていきます。 その他気になる曲の歌詞や音質、音域のことを調べたりしてます。 好きなアーティストはYUKI,椎名林檎、宇多田ヒカル、志村正彦、andymoriなどなど、、可愛い声のアーティストが大好物でやくしまるえつこさんの声が好きすぎています。最近はBishにハマってる。