最近、リモートワークなど、オフィスにいなくても仕事ができるようにする動きが進んでいます。そのため、場所を選ばず仕事ができるノートPCやタブレットなどの小型端末が人気です。
その中でも注目され始めているのがUMPC(Ultra-Mobile PC)です。ノートPCもどんどん小型化・軽量化が進んできましたが、それよりも小さく、軽くなっています。
「そんなに小さいと性能も劣るのでは?」と思ったら、実はノートPCに負けないくらいの高性能なのです!UMPCのおすすめ高性能商品を知って、仕事や作業を快適にしましょう!
UMPCのおすすめを各デバイスと比較しながら紹介
まずはそもそもUMPCがどんなPCなのか知っておきましょう。UMPCは4型から7型の液晶サイズで、重さ1kgくらいとされています。その大きさだとスマホや小型タブレットとほとんど変わりません。UMPCがオススメな理由をスマホ・タブレットやノートPCとそれぞれ比べてみました。
スマホ・タブレットとUMPC
スマホ・タブレットとUMPCの最大の違いは、入力部分があるかないかです。
UMPCはほとんどがキーボード付きで、ノートPCと同じ形をしています。スマホ・タブレットもBluetoothキーボードを接続できますが、UMPCなら接続は不要です。
開いたらキーボードの準備などが必要なく、ノートPCと同じように作業できるという点では、スマホ・タブレットよりも仕事向きです。
ノートPCとUMPC
ノートPCも小型化が進み、小型だと10型の機種もあります。それよりも小さいものがUMPCとされています。
「じゃあ小型のノートPCでいいのでは?」と思うかもしれません。でもUMPCは進化を続けています。今や小型ノートPCよりも小さく、スペックはほぼ同等というところまで来ました。
小型ノートPCといえど、かさばることもあります。「もう少し小さければいつもの鞄に入れられるのに…」と悩んでいる人には、UMPCをおすすめしたいです!
【参考:日経XTECH「UMPCってどんなパソコン?」】
ミニノートPCにも負けない高性能!おすすめUMPC3選
ではさっそくUMPCのおすすめ機種を紹介します。紹介する機種はビジネスにも使える3機種です。どれも持ち歩きに最適の大きさで、なおかつ性能は小型のノートPCと遜色ないスペックです。
大満足パワーと美しいデザイン「OneMix3Pro」
UMPCの中でも高スペックな「OneMix3Pro」は、スマホよりも少し大きいくらいのサイズです。Core i5を搭載しており、ビジネスとしては大満足のパワーを誇ります。
また、コンパクトながら美しいデザインも特徴です。思わず撫で回したくなってしまうような美しさです。打ちやすいのに綺麗に詰まったキーボードや、画面周りのスタイリッシュさも満足できる、自慢したくなるような機種です。
最先端2in1機構を搭載した「GPD Pocket 3」
「GPD Pocket 3」は2in1機構を搭載したUMPCです。盛り上がりを見せているUMPCの中でもかなり最先端の機構です。
2in1の特徴としては液晶部分を回転させるコンバーチブル型にあたります。片手で持てるサイズ感なので、もはや小型のタブレットとしても使用できます。ペンを使えば手書きメモもできるので、幅広いシーンで使用したい人におすすめです。
普段使いにもゲームにも!「One-Netbook OneGx1 Pro」
「One-Netbook OneGx1 Pro」は形こそスタンダードなUMPCですが、CPUにCore i7、ストレージはSSDを搭載しています。
スペックが高いので仕事などではストレスなく使えますし、最先端のGPUも搭載しているため3Dのゲームもできます。ゲームも仕事もできるPCを持ち歩きたいという人にはおすすめのUMPCです。
こだわりゲーマーにもおすすめ!ゲーミングUMPC3選
UMPCのゲーミング機種は特徴的なデザインのものがあります。UMPCの小型であることを活かし、両手で握る携帯ゲーム機にしか見えないデザインの機種も多いです。その中でも特におすすめしたい3種を紹介します。
まるでゲーム機!「ONEXPLAYER」
一見するとゲーム機にしか見えない「ONEXPLAYER」。UMPCとしては異色のデザインで、しかもキーボードは別売りです。PCゲームを遊ぶことに特化しており、まさにゲーミングUMPCです。
左右についているコントローラー部分はPCゲームで多く使われるXBoxタイプなので、基本的にどんなPCゲームでも遊べます。キーボードはついてませんが、スマホやタブレットと同じようにソフトウェアキーボードをいつでも呼び出せるので操作には支障ありません。
スライド式キーボードがクール!「GPD WIN3」
「GPD WIN3」も一見するとただの携帯ゲーム機です。ですが液晶部分をスライドするとキーボードが現れます。ボディを握ったまま親指でキーボード操作できるのはとても楽ですし、何よりボディの見た目がクールですね。
こちらもXBoxタイプのコントローラーなのでどのPCゲームでも使えます。また、コントローラー機能をOFFにしてマウスとしても使えるので、コントローラーが使えないPCゲームも楽しめるのが嬉しいですね。
純正ゲームパッドの使用感「AYA Neo 2021/Pro」
「AYA Neo 2021/Pro」も携帯ゲーム機のような見た目をしています。キーボードは別売りです。また、Windowsゲームに特化した専用アプリをプリインストールしており、ほぼPCゲーム専用機といえます。
最大の特徴はコントローラー部分の使用感です。純正ではないゲームパッドを使うと軽い押し心地に物足りなさを感じますが、「AYA Neo 2021/Pro」はとても気持ちいい使い心地です。
まとめ
UMPCは、タブレットよりも少し小さいだけのボディで、ノートPCとほぼ同等のことができます。上着のポケットに入れて持ち歩けるサイズもありますし、鞄なしで好きな場所で仕事ができる時代が到来しているのです。
ノートPCの多様化と共に、UMPCもまだまだ進化を続けています。今回は普段使いとゲーミングUMPCに特化して紹介しましたが、これからクリエイター向けなど様々な用途のUMPCが出てくることでしょう。
いつでもどこでも仕事ができるPCを探しているなら、UMPCを検討してみるのはいかがでしょうか。