「Android端末をroot化して、スマホをもっと便利に使いたい!でも、root化って難しそう…」こんな悩みをお持ちではありませんか?
Androidのroot化とは「Androidの管理者権限を取得すること」です。管理者権限を取得すると、Androidユーザーにはできない操作をすることが可能になり、利便性を飛躍的に高めることができます。
今回は、Andoroidのroot化のメリットからデメリットの2022年版最新情報を解説します。
Androidのroot化の方法
Androidのroot化は無料アプリで簡単に行うことが可能です。また、root化を解除出来るアプリもあるので紹介します。
Androidのroot化の方法
Androidのroot化は、アプリで行えるので、簡単に手順を説明します。
1.提供元不明アプリを許可する設定を行い、root化アプリをダウンロードする。
2.インストールしたら、アプリに表示されるボタン通りにタップしてroot化を完了させる。
root化する前に端末のバックアップを行っておくことと、充電を充分にしておくと安心ですよ。
root化おすすめアプリ
Androidをroot化するなら「dr.fone-Android root化」がおすすめです。ワンクリックでアンドロイド端末をroot化することができ、しかも無料です。Androidのルート化によって消えたメッセージ(SNS)や連絡先の復元も可能です。
7000を超えるのAndroid端末に対応し、パソコンとAndroidを直接USB接続して、ワンクリックで安全にroot化させることができます。
root化確認方法と元に戻す方法
root化したけどAndroid画面で完了と表示されないのでわかりづらいですよね。GooglePlayストアでは、root化されたか確認するアプリもあります。
root化確認方法
root化されているか確認したい場合は、「Root Checker」アプリがおすすめです。インストール後、「Verify Root」をタップして「Congratulations」の文字が出たらroot化できています。
元に戻す方法
root化後、元に戻す場合は、「SuperSU」アプリで簡単にできます。インストール後、設定から「ルート権限を放棄(アンルート)」で解除も可能です。
Androidのroot化のメリット
Androidをroot化することにより、スマホの機能やシステムを最大限に生かして使用できたり、自分好みにカスタマイズすることも可能になります。Androidのroot化のメリットについて説明します。
プリインストールアプリの削除が可能
Androidをroot化すると、スマホの機能制限が解除され、プリインストールアプリ(スマホ購入時に最初から入っているアプリ)を削除できるようになります。
本来インストールできない非公式のアプリもインストールできるので、いらないアプリは削除して、自分の好きなアプリを自由に使えるようになるので、作業効率もグンと上がりますよ。
SIMロック解除ができる
最近SIMフリーのスマホも出てきましたが、少し古い機種のスマホや、キャリアのスマホだと、SIMロックされている機種が多いですよね。
普通は、お店やインターネットサービスでしか行えないSIMロック解除が、Androidをroot化することで個人で簡単に行うこともできます。
Android端末を自由にカスマイズ
Androidをroot化すると、システムファイルを操作できるので、端末自体をカスタマイズできるようになります。CPUのオーバークロック(CPUの動作速度を向上させる)や、CPUの処理性能を抑え、バッテリーの持ち時間を長くしたりすることも可能ですよ。
Androidのroot化のデメリット・リスク
Androidのroot化は、端末の機能の制限を外してより便利に使用することができるようになる反面、リスクも伴うので、デメリットやリスクについても充分に理解してから行いましょう。
故障やセキュリティのリスクが高まる
root化そのものが、非公式な改造なので100%成功するとは限りません。root化アプリによる失敗の場合は、端末は二度と復活できず、「文鎮化」と呼ばれる状態になる可能性もあります。
また、システムの書き換えが可能になりますが、重要なシステムを書き換えた場合、動作不能になっても元に戻せなくなります。
Androidをroot化すると、セキュリティ機能はまず間違いなく落ちます。セキュリティ機能が丸裸な状態になることで、第三者からroot化された端末を遠隔操作されてしまうリスクにさらされる可能性もあります。
メーカー保証がなくなる
root化はAndroidの改造とみなされるので、修理なども含めて一切の保証を受けることはできなくなります。携帯各社の契約書などにも「不正な改造はサポート対象外」の記載がされていることが多く、root化も該当します。
root化を新品の端末で行うことは、壊れた場合、保証を受けられないなど高いリスクを伴うので、中古スマホまたは、型落ちの廉価スマホなどを利用しましょう。
ゲームが起動しなくなる可能性も
root化すると様々なゲームのチート改造が可能になりますが、ゲームの利用規約に違反してアカウント停止のおそれもあるので注意してください。
また、チート行為をしていなくても、ゲーム自体にroot化による不正行為を防ぐための機能が付いている可能性もあるので、ゲームが動かなくなるリスクも考えましょう。
まとめ
Androidのroot化は、専用アプリを使用することで簡単に行えることを説明しましたが、Androidのシステムを理解していないと、故障する原因にもなります。端末の機能制限を解除することにより、保証も受けられなくなりますので、本当にroot化が必要かどうか充分な検討をしてから行いましょう。
また、個人でAndroidのroot化をすることは違法ではありませんが、自己責任であること、リスクをよく考えて行いましょう。