DAPを皆さんは使っていますか?スマホが主流になったことからDAPを使う方は減ってきていましたが、最近はDAPメーカーが高音質化を図ったことにより人気が再燃してきております。
その高音質の技術の一つにバランス接続があります。
バランス接続について
バランス接続はオーディオ業界の中で使われる言葉となり、ヘッドホンを駆動する方式のことをバランス接続といいます。そのためバランス駆動とも呼ばれたりします。
一般的な接続はシンプルなアンバランス接続という方法がとられていて、バランス接続は左右で独立したアンプからヘッドフォンに流れます。わかりやすくすると右の音と左の音事に違う音、専用のアンプからながれてくるよというイメージです。
アンバランス接続とは?
大きな違いとしては信号の流れる仕組みが異なります。
アンバランス接続はグラウンドがLとRで共通していて、Rの信号とLの信号が混じるクロストークとなります。
バランス接続のメリットは?
バランス接続のメリットは下記の通りです
・クロストークの減少
このクロストークの減少はバランス接続の最もメリットとなる一つとなります。
左右の音がクロスしないので、左右の音の交じりがないのです。
アンバランス駆動だと一つにまとめられることから信号の干渉がおこってしまうのですが。バランス駆動の場合は干渉がほとんどおこりません。
・電位安定
電位の安定としてバランス接続のだと音声信号がグラウンドに流入しないので電位が安定しない形となります。
電位が安定することのメリットとして信号が揺らぎが少ないため安定感がます形となります。
・スルーレートの向上
スルーレートってなんだろう?って思いますよね
スルーレートはアンプの動作速度を表すパラメーターとなります。
動作速度が速くなりタイミングの正確さが向上するというのがメリットです。
この速度が速くなれば、ドラムの音や残響音の表現が正確になることが期待されています。
バランス接続のデメリットは?
次にデメリットを紹介します、
1つ目のデメリットは
値段が高額になりやすいということです。
バランス接続の場合電気回路が多かったりアンバランスの端子も必要になることから、DAPは高価になりやすいのです。
基本的にエントリーモデルのプレーヤーにはバランス接続はなくミドルからハイエンドモデルについていることがほとんどです。
そのためある程度の予算は必要です。。。
2つ目のデメリットはけっこう大きいことです。
前述したとおりいろいろな回路がいれているといいうことから必然的にサイズも大きくなります。
3つ目として規格が多め
バランス接続のケーブルジャックは据え置き期用もあったりして数多くあります。
ポータルオーディオは2種類に基本的にまとまっているので多くは下記の2つとなります。
4.4mm 5極
2.5mm 4極
バランス接続の音質は?
バランス接続の音質は基本的にはアップします!
ですが重要なのがヘッドホンやイヤホンとアンプの相性も重要です。
バランス接続だと超高速デジタル通信と小さな電圧を長距離伝送がメリットなので、イヤホンとアンプを使うことでその良さがさらに活かされるという形になります。
バランス接続に対応をしているDAPは?
基本的にハイエンドモデルからミドルモデルと高価格帯なものばかりになるのですがiBasso DX160は低価格帯のエントリーモデルでありながら対応をしてるので、バランス接続を堪能するにはおすすめなDAPです。
詳細は下記の記事で書いています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はバランス接続について紹介をさせていただきました。バランス接続の良さを最大限に効果を発揮させるためにはイヤホンやヘッドフォンが大切になります。
このサイトではヘッドフォンの情報も紹介していますので是非参考にしてください。