これからDTMをやろうとする人は、マイクプリアンプは必要なのかどうか疑問に思うかもしれません。
まずマイクプリアンプってなんだと思うのでマイクプリアンプとはどういうものなのか、を解説をさせていただきます。マイクプリがあると音楽作成の幅はもっと広がりますので、是非見ていってください。
マイクプリアンプとは?存在意義について解説
マイクプリアンプはそのままの意味で、マイクの音声を増幅してくれるアンプです。
S/Nが重要となりヘッドルームが広いこと
S/Nとヘッドルームとは?
S/Nの読み方ははシグナル/ノイズのことを言います。シグナルに対してノイズはどれくらい乗ってくるのかという指標です。
ヘッドルームは音量入力でどれくらい耐えられるか、音割れはどれくらいで発生するかというのが指標としてわかります。
大きい音に耐えられるものをヘッドルームが広いということを言います。
以上の内容がマイクプリアンプに求められる性能となります。
初心者におススメのマイクプリは?
マイクプリはオーディオインターフェースにも標準装備されているため、正直オーディオインターフェースで充分であったりしいます。
その代表として初心者の方におすすめなのが
STEINBERG ( スタインバーグ )UR12
初心者の人はまずこの商品から購入することを検討しているはずです。
S/Nもヘッドルームも初心者には充分な機能をもっているので、マイクプリの機能は充分なので、最新モデルならどのメーカーでもほとんど変わらない性能となっています。
マイクプリが今でも必要な理由は?
上記の説明だと、マイクプリ単体はもういらない物と思ってしまいますが、マイクプリを使う理由はあります。
マイクプリを使う理由は機能面としてではなく、独自性、色の特徴をだすことにあります。
同じ音でも環境によって音の音色は大きくかわります。
機能の良いマイクプリアンプを使えば存在感のある音をだしてくれます。
DTMの音は音楽制作のレベルを上げてくれましたが、それと一緒に音色となる部分がほとんど一緒になってしまいました。
音はいいだけでは何かが足りない、その何かをうめてくれるのがマイクプリだったりするのです。
最近ではレコードの人気も再燃していますよね。これが最近のデジタル音源では物足りないと思っている人がいるだけです。良い音はただの数値では測りしれないものです。
数値では測りしれないため、正解というのがないので音楽の奥深さでもありますね。
ノイズばかりの音楽とかもありあすしライブ音源の方がCD音源よりいいって体験何度もあると思います。
その音質をいまではデジタルで再現さえしてしまいます。今ではプラグインという形でその音を再現しています。
それでもマイクプリアンプは音楽を志すものなら使うことなると思います。
それはいくら技術が発展したプラグインても完全にアナロの音は再現することができないからです。
アナログ音って何が違うのだろう、、、って思う人もいると思いますがわずかに違うのです。そのわずかな違いが大きく変わります。
DTMを始めたての人は、すぐに使う必要はないと思いますが、もっと突き詰めていきたいという人です。
オススメのマイクプリを紹介
マイクプリを使ってみようと思う人は下記におすすめ
FOCUSRITE ( フォーカスライト ) / ISA One Analogue サウンドハウス
ISAシリーズで伝統のマイクプリアンプです。コンパクトでありながら低価格が実現されている定番のモデルとなります。
Golden Age Project ( ゴールデンエイジプロジェクト ) / PRE-73 mk3 サウンドハウス
原音が忠実に再現され空気感まで伝わってくるマイクプリアンプです。
ヘッドアンプとしての使用もすることができます。
安いマイクプリは?
前述した通りオーディオインターフェースで充分なのかな、、と思われます。
まとめ
どうでしたでしょうか?
こだわるならマイクプリアンプは必要です。
ですがマイクプリを使うのはちょっと慣れて、もっといろいろこだわりたいなぁって人が購入をするのがいいかなと思います。