愛車を常にピカピカの状態で維持したい、と考える方に人気の『キーパーコーティング』。
最近では、ガソリンスタンドでもよく見かけるので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。しかし、キーパーコーティングを施した方の評判を調べると、良い評判だけでなく「キーパーコーティング 最悪」「キーパーコーティング やめた」など後悔している方もいるようです。
今回は、キーパーコーティングに対する評判の真相を紹介しますので、愛車のために、キーパーコーティングの施工をしようか悩まれている方は、参考にしてみてくださいね。
もくじ
キーパーコーティングは最悪?車に施工する方法を解説
キーパーコーティングに対する評判が気になるところですが、まずはキーパーコーティングではどのような施工をしてくれるのか、確認してみましょう。
キーパーコーティングとは?
KeePer技研株式会社が提供しているカーコーティングの総称で、直営店の「KeePer LABO」と、ガソリンスタンドなどでフランチャイズとして展開する「KeePer Pro」があります。
キーパーコーティングは、車の塗装を傷めることなく、塗料が本来もつ艶を引き出し、車の価値を保つためのコーティングを、KeePer独自の技術検定の有資格者であるスタッフが施工してくれます。
2種類のコーティング方法
キーパーコーティングでは、2種類のコーティング方法で、7種類のサービスを提供してくれます。
【ポリマーコーティング】
洗車で取れない汚れを、3ヵ月に1度の施工と洗車で塗料の保護と艶を作り出す方法。3ヵ月毎に繰り返し施工することで、どんどん強くなる被膜により、車の美観をUPすることができます。
【ガラスコーティング】
洗車だけをすれば、ノーメンテナンスでガラス特有の艶が1年耐久するコーティング方法です。レジン被膜とガラス被膜の2層構造で作り出す艶は、他の車と差がつく透明感があり、汚れや水シミ予防になり、一石二鳥です。
キーパーコーティングの効果
ポリマーコーティングの「ピュアキーパー」では、3ヵ月に1度の施工を繰り返すことで、効果が持続し、塗料本来の上質な艶を体感することができるでしょう。
ガラスコーティングでは、最新科学で作られた被膜を使用し、ガラス特有の新車を超える透明感のある艶を体感することができます。キーパーコーティングでは6種類のガラスコーティング商品がありますが、効果は1年~5年と商品によって異なるため、車の保管状況やライフスタイルに合わせて商品を選択されるといいでしょう。
キーパーコーティングを最悪と感じた人のやめた理由や後悔した声を紹介
キーパーコーティングを施工した方々の評判を、下記にまとめましたのでみてみましょう。
カーコーティングをしてもらいました。仕上がりはかなりイイです!元々の塗装が良い車でも、ピカピカになります♪引き渡し時に洗車のアドバイスをくれたり、いつ頃メンテナンスすれば良いかもキチンと伝えてくれます。
作業も専用スペースがあって、空いている場所でやる訳ではないので安心です。割と珍しい車なので身バレ防止で写真は上げませんが、仕上がりはとても良いですよ!あと、ホイールコーティングもおすすめです。ブレーキダストでホイールが汚れやすい欧州車は、絶対やるべき!高圧洗浄機でサッと汚れが消し飛びます。
【参考:「Google Map」】
3回ほど利用した感想ですが、スタッフに当たり外れがあるのかな?という印象です。バッチリ綺麗に仕上げた時もあれば、イマイチな時もありました。
とはいえ一定以上のクオリティはあります。毎回完璧を求めなければストレスは感じないでしょう。
柔軟に相談にのってくれるし、前もって気になる部分を伝えておけば施工前、施工後の確認作業ができるのは良い。
【参考:「GoogleMap」】
コーティングと洗車をしてもらいました。以前は、しっかりとした対応と技術でしたが、今は洗車は拭き残しなど目立ち明らかに質が下がった気がします。店長の対応もイマイチでした。
【参考:「GoogleMap」】
コーティング系はお勧めしないです。ヘッドライトのコーティングして貰ったあと、吹き残し?みたいなのが残り落ちないです。知り合いのコーティング屋に見て貰ったら塗り方は素人レベルと言われました。
【参考:「GoogleMap」】
上記のような評判を見ると、良い評判だけでなく、後悔の声も多くあるようです。
その理由を、下記の2つにまとめることができます。
・施工時の環境や設備が整っていない
・店舗により施工技術に差があり、傷が付いたり塗りムラが見受けられる
キーパーコーティングは最悪?向いてない人の3つの特徴
せっかくお金を払って愛車にキーパーコーティングを施しても、無駄にしてしまう残念な方がいるようです。どんな方が無駄にしやすく向いていないのか、特徴をみてみましょう。
車の汚れを気にしない人
車の汚れといえば、土汚れや鳥の糞、花粉・黄砂などがあげられますが、放置していると塗装の劣化やボディーの傷みに影響を与えるものです。
しかし、そういった汚れを気にすることなく、放置しているような方には、お金をかけてまで車にキーパーコーティングを施す必要はないといえるでしょう。
洗車をめったにしない人
キーパーコーティングの目的は、「洗車で汚れを落としやすくする」ことで、「洗車しなくていい」という訳ではありません。洗車をしないで長期間過ごしていると、紫外線などの影響でコーティング被膜が劣化し、効果の低下を招きますので注意しましょう。
車に美観を求めない人
車をピカピカの状態に維持していくのはとても大変なことです。「綺麗にしたい」「綺麗を維持したい」と思わず、「車は乗れればいい」「車は消耗品」などの考えをお持ちの方にはキーパーコーティングは無駄になるでしょう。
キーパーコーティングを最悪と思わずに済む上手な付き合い方
キーパーコーティングを施工したら、効果を持続させたいですよね。そこで、施工後に寄せられる疑問をここで紹介してみましょう。
Q.コーティング施工後の手入れはどうすればいいですか?
A.通常の水洗い洗車・シャンプー洗車でOK。洗車機での洗車でも問題はなく、洗車後は水滴のシミ予防に、拭き上げをおこないましょう。
Q.誤ってワックス(撥水コーティング)をかけてしまいました。
A.ご安心ください。それほど心配は要りません。ワックスや撥水コーティングを塗ると、表面がその性質になりますが、多くの場合、時間がたてば自然に流れ落ちる場合もあるため、それほど心配は要りません。
しかし、中にはしつこく残るワックスやコーティングもあるので、その場合は再施工をおすすめします。
キーパーコーティングの施工は、愛車の将来のために自分ができる一つの愛のかたちですので、効果を大切にしたいものですね。
まとめ
キーパーコーティングを施工した方の評判を調べてみると、両極端な印象を受けました。
キーパーコーティングを最悪と感じた方の多くは、施工技術やスタッフの対応に不満を感じ、キーパーコーティングを最高と感じた方の多くは、施工後の艶やスタッフからのアドバイスなどが気に入り、リピートされています。
キーパーコーティングを施工しようか悩まれている方は、施工スタッフの対応や施工環境を見極める必要があることがわかりました。
車の美観を維持するには、車の状態や状況も含め、ご自分のカーライフに合わせた選択ができるといいですね。