パソコンメーカーにはたくさんの種類があり、それぞれで特徴が異なりますので、どれを選べばいいか悩んでしまいますよね。
この記事を見ている方の中にも、
「数が多すぎて選べない」
「どのメーカーも同じに思える」
というような疑問、不安を抱えている方がたくさんいるでしょう。
そこでこの記事では、パソコンメーカーごとの特徴や違いについて詳しく解説していきます。
パソコン購入で失敗しないためにも、是非最後までチェックしてみてください。
パソコンメーカーには3つの種類がある
パソコンメーカーには、大きく分けると3つの種類があります。
以下、それぞれの種類について、詳しく解説していきます。
パソコン専門メーカー
パソコン専門メーカーというのは、その名の通りパソコンの製造や販売をメインに事業展開しているメーカーのことを指します。
具体的には、
・マウスコンピューター
・ドスパラ
・パソコン工房
などがこれに当たります。
パソコン専門メーカーは、リーズナブルなモデルからハイスペックのモデルまで幅広く取り揃えているため、近年少しずつ注目を集めているのです。
国内家電メーカー
国内家電メーカーは、今紹介したパソコン専門メーカーや、次に紹介する海外家電メーカーに比べると、若干コストが高くなる傾向にあります。
ただ、その分アフターフォローやサポートが充実していますので、安心を求める方から人気を集めています。
国内家電メーカーの有名どころは、
・東芝
・富士通
・パナソニック
・NEC
などです。
海外家電メーカー
海外家電メーカーは、
・品質
・デザイン性
・コスト
に優れたパソコンを数多く販売しています。
海外家電メーカーの有名どころは、
・マイクロソフト
・HP
・レノボ
・アップル
などです。
人気パソコンメーカーごとの特徴や違い
では次に、人気パソコンメーカーごとの特徴や違いについて、詳しく見ていきましょう
レノボ
レノボというのは、中国のメーカーとなっていて、国内だけではなく、世界的に高い人気を集めています。
レノボのパソコンは、
・安い
・耐久性が高い
・操作性が高い
という特徴があり、ビジネスシーンでも大活躍します。
レノボには、
・Think Pad→ビジネス向け
・Think Book→Think PadとideaPadの中間
・Lenovo→スタンダードモデル
・ideaPad→コスパ重視の方向け
・Yoga→タッチ対応の2in1ノート
・Legion→ゲーミングモデル
などの種類がありますので、自分に合ったモデルを見つけやすいと言えるでしょう。
ダイナブック
ダイナブックは、ビジネス向けのパソコンに力を入れています。
機能性や耐久性に優れており、近年では指紋認証を搭載しているモデルも多いです。
ただ、若干価格帯が高めになっていますので、コスパを重視する方にはあまりおすすめできません。
また、シリーズがかなり多いのですが、スペックなどで分類されているわけではないため、初心者の中には、
「数が多すぎてどのシリーズにすればいいかわからない」
となってしまう方もいます。
パナソニック
パナソニックのパソコンは、ビジネスノートパソコンの中ではトップクラスの人気を誇っています。
特に人気を集めているのが「Let’s note」です。
このモデルは、耐衝撃性能が高く、軽量化にも成功しています。
また、バッテリー持ちもかなり良いため、持ち運びにも最適です。
ただし、ビジネス向けパソコンということもあり、価格はかなり高め。
画質や音響なども一般レベルとなっていますので、個人用パソコンを探している方には不向きと言えます。
マウスコンピューター
CMでもお馴染みのマウスコンピューター。
このメーカーが出しているパソコンは、
・価格
・性能
・デザイン
共に高性能となっています。
欠点を見つけるのが難しいくらい優秀なメーカーで、初心者から上級者まで幅広く人気を集めています。
ドスパラ
自作パソコンに興味を持っている方には、ドスパラがおすすめです。
ドスパラの大元は、パソコンのパーツショップとなっていますので、最新のパーツをいち早く手に入れることができます。
ゲーミングPCだけではなく、
・個人用
・ビジネス用
のパソコンも用意されていますので、興味がある方は是非チェックしてみてください。
DELL
DELLは、コストを抑えたいと考えている方におすすめです。
基本的にはメーカー直販となりますので、その分費用を抑えることができるのです。
DELLのラインナップは、
・Inspiron→大衆向けシリーズ
・XPS→やや高級シリーズ
・ALIENWARE→ゲーミングパソコン
・Latitude→ビジネス向けシリーズ
・Vostro→ビジネス向けシリーズ
・OptiPlex→ビジネス向けシリーズ
など様々で、どちらかというとビジネス向けのパソコンに力を入れていると言えます。
HP
デザイン性やコスパを重視したいと考えている方には、HPがおすすめです。
HPというのは、ヒューレットパッカードの略称で、世界的基準で見てもトップクラスのメーカーとなっています。
中級者や上級者にもおすすめできるメーカーですが、初心者の方にも最適と言えます。
なぜなら、パソコン購入時は必ずガイドブックが付いてくるからです。
ガイドブックを見ながら設定をすることで、短時間で使える状態に仕上げられるようになります。
ASUS
ASUS(エイスース)は、台湾のメーカーで、近年少しずつ人気を集めています。
このメーカーは、どちらかというとパソコンパーツメーカーの色が強いのですが、近年では少しずつ自社パソコンの製造や販売も開始しているのです。
コストが比較的安く、性能が高いパソコンをいくつも販売していますので、初心者から上級者まで幅広くおすすめできます。
ただ、若干ゲーミング感の強いデザインとなっていますので、
「とにかくシンプルなパソコンが欲しい」
という方は、慎重に検討していきましょう。
富士通
国内メーカーとして人気が高いのは、富士通です。
富士通はかなり規模が大きい会社となっていますので、サポート力にも定評があります。
重量や性能も申し分ないのですが、国内メーカーということもあり、若干価格が高いです。
購入を検討している方は、パソコンの使用目的と価格が見合っているかを、もう一度確認してみましょう。
NEC
富士通と肩を並べるほどの人気を誇るNEC。
メーカーの知名度もかなり高く、初心者に優しいパソコンづくりをしていますので、老若男女問わずおすすめです。
また、初心者用のマニュアルもついていますし、サポートも充実していますので、安心して使いたいと考えている方にも最適と言えるでしょう。
ただし、富士通同様、他のメーカーと比べると若干高額になりますので、予算と相談したうえで購入判断をしてみてください。
マイクロソフト
ビジネスシーンでは欠かせない「officeソフト」を作成しているマイクロソフト社も、パソコンメーカーとしてかなり有名です。
マイクロソフトのパソコンには、全てにofficeソフトが搭載されていますので、ワードやエクセルを使うビジネスマンや学生にもおすすめできます。
アップル
説明不要と言っても過言ではない程有名なアップル社のMacBookは、ビジネスマンやクリエイターから絶大な人気を集めています。
OSはWindowsではなく、MacOSとなります。
機能性やデザイン性に優れているのですが、他のパソコンよりもかなりコストが高くなっていますので、パソコン初心者や普段使いするだけの方にはおすすめできません。
東芝
国内の大手家電メーカーでもある東芝は、パソコン分野においてもトップクラスの人気を集めています。
特に、
・耐久性
・セキュリティの高さ
に定評があり、幅広い用途で使用可能です。
特に、dynabookシリーズや、2in1タイプ(タブレットにもなる)の人気が高いため、興味がある方は是非チェックしてみてください。
パソコン工房
最後はパソコン専門メーカーでもある「パソコン工房」です。
このメーカーは、コスパを重視していることもあり、比較的低価格で性能の良いパソコンを手に入れることができます。
価格が安いと聞くと、
「性能もそれ相応ってこと?」
と不安に思う方がいるかもしれませんが、技術力がかなり高いメーカーでもあり、高性能のゲーミングパソコンなども販売しているのです。
できるだけ安く、質の高いパソコンを購入したいと考えている方は、是非パソコン工房をチェックしてみてください。
まとめ
パソコンメーカーにはたくさんの種類があり、それぞれで特徴が異なります。
中には、
「どれでも一緒でしょ?」
と思っている方もいるかもしれませんが、適当に選ぶと後悔しますので、今回紹介したことを参考にしながら、慎重に選んでいきましょう。
ただ、どのメーカーにも魅力がたくさんありますので、何も考えずに選び始めると、
「選択肢が多すぎて困る」
「どれも魅力的だな」
となってしまいます。
このようなトラブルを防ぎ、スムーズに自分に合ったパソコンを見つけるためにも、
・コスト重視
・性能重視
・デザイン重視
というように、自分の中でこだわりポイントを1つ決めて、それに合ったメーカーを探してみることをおすすめします。