スマートウォッチは、普段使用しているスマホと連携して様々な機能が利用できます。その中でも特に便利なのは、Suicaを始めとした電子決済サービス対応型の機種です。
スマホも電子マネーを利用できますが、スマートウォッチが電子マネーに対応していればスマホを取り出すことなく決済が可能です。その中でも店舗での普及率が高いSuicaに対応しているとより便利に感じますね。
今回はスマートウォッチの中でも特にSuicaに対応した機種を5つ、iPhone対応とAndroid対応に分けて紹介します。それぞれの魅力やオススメのユーザーを知っていると購入時の参考になりますよ。
スマートウォッチ|Suica対応Android編
続いてAndroidユーザー向けのスマートウォッチはデザインが幅広く、連携アプリも充実しているところが魅力です。iPhoneと連携できる機種も多いので、iPhoneユーザーでも使用できる点が便利ですよ。
スポーツをするなら「GARMIN」
Android対応スマートウォッチの中でもスポーツと相性抜群なのが「GARMIN」です。対応するスポーツアプリの種類も多彩で、見た目もアウトドア系腕時計のようなクールさも兼ね備えています。
また、ほとんどの機種には大容量のバッテリーが搭載されており、最大5日間稼働できるバッテリー搭載の機種もあります。長時間充電できない状況でもストレスなく利用できるのは魅力ですね。
スタイリッシュでスマートなデザイン「wena 3」
sonyから発売しているスマートウォッチ「wena 3」は、バンドのカスタマイズ性とスタイリッシュなデザインが魅力的なシリーズです。画面がスマートなので、手首につけていても目立ちにくく、ブレスレットのように装着できます。
また、Alexaを搭載しているので外にいても自宅のAlexaを操作できます。基本的な測定機能も充実しているので、デザインを重視しても十分な性能を発揮してくれますよ。
安くてアクティビティに最適「Fitbit Charge 4」
厳密にはスマートウォッチではなくスマートトラッカーですが、FitbitからもSuica対応機種が登場しました。「Fitbit Charge 4」はスマホなしでも独自に使える端末です。
特徴はなんといっても1万円台から購入できること。他の端末ではなかなか実現しない価格です。Suica対応で便利に使えるウェアラブル端末を探しているのであれば、まずFitbit機種から試してみるのも手でしょう。
Android向けスマートウォッチの注意点
Androidスマホ対応型のスマートウォッチでSuicaを使うのであれば、ひとつだけ注意点があります。Apple Watch以外のスマートウォッチは、Suica定期券やグリーン券に対応していません。(※2022年4月現在)そのため、定期券に関してはスマートウォッチ以外を使ったり、従来通りのカードを使う必要があります。
スマートウォッチ|Suica対応iPhone編
iPhoneユーザーでスマートウォッチを使いたい方はSuicaにも対応しているApple Watchが定番です。
iPhoneとの連携も楽ですし、決済機能の大元はApple PayなのでSuica以外の電子決済サービスにも幅広く対応しています。なにより、Apple PayはSuica定期券に対応しているので定期券としても使えます。
最新上位モデル「Apple Watch Series 7」
Apple Watchの中でも最新の上位モデルが「Apple Watch Series 7」です。
以前までのシリーズと比べて、よりさまざまな環境に対応できるようになりました。最先端の防塵性能に加えて、液晶部分も風防ガラスに変更され、前シリーズよりかなり丈夫になっています。
スポーツをする方はもちろん、アウトドアスポーツをする方やワークアウト向けのスマートウォッチがほしい人には最適です。
安価で手が届きやすい「Apple Watch SE」
「Apple Watch SE」は、Apple Watchを初めて使う人におすすめの機種です。もちろん、Apple Watchに必須の線量計機能は充実しています。
また、画面が小さめでコンパクトなので、女性の手首にも合う大きさです。処理速度もストレスない速さで動いてくれます。3万円台からと手が届きやすい価格なのも嬉しいですね。
スマートウォッチでSuicaが使えるとこんなに便利
スマートウォッチでSuicaが利用できるとどれほど便利なのでしょうか?
Suicaは言わずと知れた交通系電子マネーの代表格です。JRだけでなく各地下鉄やバスなどの交通機関で利用可能なのはもちろん、全国各地のコンビニや書店などの店舗で決済が行なえます。
スマートウォッチだけで出かけられる
Suicaといえばペンギンのキャラクターが描かれたカードがおなじみですが、スマートウォッチではカードがいりません。
ほとんどが「モバイルSuica」の機能を利用しているので、改札を通るときもカードどころかスマホを取り出す必要がありません。チャージさえしていれば、スマートウォッチをつけている手首をかざすだけで通れるので便利ですよ。
基本的にはSuica以外にも対応
Suica対応のスマートウォッチは、楽天Edy、iDなど他の決済機能にも対応している機種もあります。現在、電子決済サービスを使い分けている人でも、Suica以外のサービスに対応している商品を選ぶと面倒な手続きなどなしに継続して使い続けられますよ。
【参考: ドットマガジン「電子マネーをリストバンドや時計に。ウェアラブル決済とは」】
まとめ
スマートウォッチには、最近までSuicaに対応する機種がほとんどありませんでした。
しかし、最近ではSuica対応端末が増えてきています。背景には各種コンビニチェーンやスーパーなど、Suica決済に対応できる店舗が増えてきたことが挙げられます。スマホやカードを取りださなくてもスマートウォッチだけでSuica決済ができるのはとても便利ですよね。
この記事で紹介した以外にも様々なメーカーがスマートウォッチを開発しています。デザイン性や機能面でそのメーカー独自の特徴がありますので、ご自分のライフスタイルに合わせたスマートウォッチを探してみましょう。