作曲

アラルガンド(allargando)の意味について解説!使い方は?|音楽用語

アラルガンド

今回は音楽用語のアラルガンドについて紹介をします.

allargando|アラルガンドについて

アラルガンドは、ピアノの楽譜によく出てきます。
アラルガンドとは、「徐々に遅く、徐々に強く」という意味の音楽用語です。

クラシック音楽で使われる速度記号の一つである。イタリア語では、「徐々に強く、ゆっくりと」という意味です。クラシック音楽では、「アラルガンド」という言葉が使われます。

クラシック音楽では、”alargando “という言葉が使われ、”alag “と綴られることもあります。

音楽用語では、「徐々にゆっくりと強くなっていく」という意味です。
速さを表す「リタルダンド」と、強さを表す「クレッシェンド」を組み合わせたものです。

曲の中で、次のメロディーに入る前に勢いをつけたいときなどに使われます。

あくまでもイメージですが、エルガーの「威風堂々」の最後のテーマの前を聴いてみてください。

徐々にスピードが落ちていき、その後、盛り上がっていく様子がわかるでしょうか。

アラルガンド」という記号が出てきたら、このように徐々に気持ちを高めていくように弾いてみてください。

豆知識

この「アラルガンド」という言葉は、実は「ラルゴ」という音楽用語の一部です。

aralgando」という言葉を分解すると以下のようになります。

A = 意味を強める接頭語
larg = largo(遅い速度を意味する音楽用語)。
ando=現在進行形(英語で言うと「ing」)。

largo」が「広い」「遅い」という意味から来ていることを知っていれば、「arargando」が「徐々に速度を落として広く(大きく)なる」という意味になるのも納得ですね

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かずさ
かずさ
ライブとフェス好きのガジェットライター。おすすめのイヤホン、サウンドバーなどガジェットの素晴らしさを多くの人に伝えていきます。 その他気になる曲の歌詞や音質、音域のことを調べたりしてます。 好きなアーティストはYUKI,椎名林檎、宇多田ヒカル、志村正彦、andymoriなどなど、、可愛い声のアーティストが大好物でやくしまるえつこさんの声が好きすぎています。最近はBishにハマってる。