ハミングはボイストレーニングでもよく使われます。意識しなくてもできるという人もいますが、今回はハミングのやり方について解説をします。
ハミングは響きや音程を確認するのに効果的なため多くのボイストレーニングに使われている形となります。
ハミングについて
ハミングは皆さんが無意識にやっている鼻歌のことをいいます。
正確には口を閉じた状態で、鼻を通して歌うことをハミングというのです。
気分が良かったりすると歌をくちずさみたくなりますよね。ですが歌声まではだせないときにふんふんうたってる時とかによく使われます。
そしてボイストレーニングの練習方法の一つとしてもよく活用がされます。
無意識でできてる人もいますが、まずは最初にハミングができない人向けにハミングのやり方について解説をします。
ハミングのやり方は?
①口を閉じる
②口を閉じた後に鼻から息を吸う(複式呼吸を意識する)
③その後鼻を通すイメージで口を閉じたまま声をだす。
ハミングができない原因は?
ハミングがうまくできない原因としては、鼻からうまく声がだせていなかったり。響かせることができていない。リラックスしてすることができていない等が考えられます。
ハミングのコツ
ハミングのコツについて解説をします。
ハミングをする上で重要となるのはまず喉に力をいれない、なるべくリラックスをしてハミングをすることを心がけましょう。
ハミングは声の響きをつかむことに長けているため、ハミングをしているとき口の奥、鼻に振動があるかよく確認をしてください。振動をさせる意識をもってハミングをしましょう。
息の量も重要なポイントです。
息が出すぎている。(漏れていると)無理なハミングをしている方法がありあます。漏れている息の量が少ないほど良いハミングになるので。なるべく息は漏らさないという意識をもってやるのがコツとなります
ハミングの舌の位置は?
ハミングのときに舌の位置をきにすることはあまりないのかもしれませんが、なるべくハミングをするときは自然な位置、フラットな状態のしたの位置においてください。余分な力が入らなければOKです。
コツのまとめ
ハミングの効果とメリット
ハミングをすることでどんな効果があるのでしょうか?ハミングは歌詞をいわなくてもよく、音程を合わせることに集中して練習をすることができます。
そのため音程をとるという練習に特化をしています。
声量が大きく、出やすくなる
メリットとして声がでやすくなります。声が小さい、声量がない原因は声を響かせることができていないことから声量がないといわれます。
声量が小さい人はうまくその響きをだすことができていないことで、小さくなってしまっています。
ハミングを使うことで、声を響かせる練習をすることができるため声量が大きくなり、声もでやすく、通りやすくなります。
高い声が出る
ハミングをすると高い声がでやすいと思ったことはありませんか?
高い声をだすために意識をしなければならないことは鼻を使って歌うことななのですが、ハミングはそれを意識しなくても必然鼻をつかって音をだしているため高い声が無意識ででている形となります。
腹式呼吸を鍛えることができる。
ハミングは口を閉じて音をだすことから。口を開けて呼吸はできませんよね。そのため鼻から息をすうにあたり複式呼吸ができていないといけないのです。そのため無意識に複式呼吸をやることができてしまいます。
ハミングを使った練習方法
前述でハミングを使うことによるメリットを説明させていただきました。
ある程度ハミングの凄さがわかっていただけたと思いますので、次はハミングを使った練習方法について解説をします。
まずはハミングをなるべく長くできるようにしてみてください。コツの部分で説明をした声の響きと息の量を意識しながら、いろんな音程でハミングをだすことから始めましょう。
ハミングで多くの音程がとれるようになったあとは、歌いたい曲に合わせてハミングで歌ってみましょう。音程がとれるようになっていればうまくできるはずです。意外と難しかったりもするのですが。響きのある声、声量をあげるのにもおすすめなので試してみてくださいね。
ハミングをマスターするために
ハミングをマスターするためには以外と練習をしないといけないことが多くあります。
そのためまずは下記の事項をできるようになっていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?ハミングはしっかりできるようになることで歌の基礎から声量をあげるトレーニングにもなることがわかりましたでしょうか?
力をいれてハミングをすると喉を傷めてしまうこともあるので適度に練習をしながらやっていってください。