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エアコンの室外機が動かない原因と対処方法を解説!おすすめの方法まとめ

エアコンの室外機が動かなくて悩んでいたりしませんか?
エアコンの室外機が動かない原因と対処方法についてあまり知らないという方が多いと思います。
そんな方向けにエアコンの室外機が動かない原因と対処方法について詳しく紹介します。
すでに詳しい方は改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
まずは、エアコンの室外機が動かない原因からみていきましょう。

エアコンの室外機が動かない原因

ファンモーターの故障


室外機のファンの動きが止まっている場合は、ファンモーターが故障している可能性が高いです。
室外機のファンは、制御基板という部品から信号を受けて動いています。
制御基板が問題ない場合は、ファンモーターが故障しているかもしれません。
ファンモーターは、温度の高い冷媒ガスを冷やし、外気に放出する役割があり、放熱して冷やされた冷媒ガスは、もう一度圧力を抜き、室内へ戻っていきます。
そのため、このファンに不具合があると、ガスを冷やす事ができなくなるので、エアコンから冷たい空気が出なくなり、室外機も回らなくなります。
そのため、ファンモーターが故障しているときは、専門業者に依頼をして修理をしてもらう必要があります。

冷媒ガスが足りていなかったり漏れている


エアコンにもよりますが、冷媒ガスの漏れを感知すると室外機の動きが止まってしまう場合があります。
冷媒ガスが漏れると、部屋が涼しくならなかったり、暖まらない事があるので注意が必要です。
室外機のパイプが冷たくならない場合もガス漏れなどの故障をしている可能性が高いです。
漏れている所を修理して、ガスを再補充する事で再度使用できるようになる場合がほとんどです。

パワートランジスタの故障


室外機には、パワートランジスタと呼ばれる部品があります。
パワートランジスタは、ファンやコンプレッサー(空気の温度を変化させる部品)の電波の振り幅を大きくさせる役割があります。
室外機の中にあるファンやコンプレッサーを動かすためとても強い電力が必要になります。
パワートランジスタが電力の振り幅を大きくして、ファンやコンプレッサーなどに強い電力を流して、動かしています。
パワートランジスタでファンやコンプレッサーの電波の振り幅を大きくさせますが、パワートランジスタに不具合があると機械の力が弱まったり、エラーが起こって室外機が止まったりすることがあります。

制御基板の故障


制御基板は室外機やエアコンの動作に命令を送るところです。
エアコンの室外機は、冷媒ガスを圧縮するためのコンプレッサーや空気を循環させるためのファン、そのファンを回すためのモーターなどの部品で作られています。
この部品は、制御盤からの信号によって動いています。
制御基板が故障すると命令を送ることができなくなります。
そのため、エアコンのスイッチは入るけど動いていないという状態になります。
制御基板の故障原因は、経年劣化の場合がほとんどです。
室外機を長時間使用していると、制御基板に反り、歪み、亀裂が生じたり、熱によって溶けたりして劣化するため故障しやすくなります。
10年以上使っているエアコンで、室外機が動かない、冷房運転の設定をしても冷風が出ない、設定温度通りに動かないといった場合は、制御基板や配線に故障がないかまずは確認してみましょう。

四方弁の故障


四方弁とは、冷却ガスの流れを変えて冷房、暖房を切り替えるために使われている部品です。
四方弁が故障する事で、冷却ガスの流れを変えられなくなり、室外機は、上手く動かなくなります。
暖房や冷房の切り替えができない、暖房にしているのに冷風が出る、冷房にしているのに温風が出る、という場合は、四方弁が故障しているかもしれません。
四方弁が故障した場合は、エアコンの方にエラーコード表示が表示され、動作が止まってしてしまうことが多いです。

エアコンの室外機が動かない時の対処方法

しばらく待つ


強制的に停止する以外にも除霜運転や室外機が凍って動かなくなる事があります。
エアコンが故障したわけではないため、しばらく待ってみると良いです。
部屋の温度が設定温度以下に下がったり、除霜運転が終了したりしたタイミングで動き始めた場合は、故障ではありません。

設定温度を変えてみる


エアコンの温度を19℃(冷房運転時)や29℃(暖房運転時)などに設定して、正常に動き始めるかどうか試してみると良いです。
室内の設定温度に達したことが理由でエアコンの室外機が動いていない場合、エアコンが動き始める可能性が高いです。

室外機の周りにある物を移動してみる


室外機の周りに物があると、吐き出しや吸い込みができずにエアコンが動かないことがあります。
物があって吹出し口を塞いでいないかも確認するようにしましょう。

再起動してみる


紹介した方法でも改善されない場合は、一度エアコンの電源プラグを抜き、1分から2分ほど置いてから挿し直して再起動してみると良いです。
内部のシステムエラーの場合は、解消する事もあります。

応急運転で最終確認してみる


何をしても動かないという場合は、応急運転で最終確認をしてみましょう。
応急運転をしても室外機が動かないようなら故障している可能性が高いです。
ボタンの位置がエアコンによって違うため、取扱説明書を確認する事をおすすめします。

まとめ


今回は、エアコンの室外機が動かない原因と対処方法について紹介しました。
エアコンの室外機が動かない原因と対処方法について知りたかった方は参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
紹介した内容を参考にしてエアコンの室外機が動かない原因を知り、上手に対処してみましょう。

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かずさ
かずさ
ライブとフェス好きのガジェットライター。おすすめのイヤホン、サウンドバーなどガジェットの素晴らしさを多くの人に伝えていきます。 その他気になる曲の歌詞や音質、音域のことを調べたりしてます。 好きなアーティストはYUKI,椎名林檎、宇多田ヒカル、志村正彦、andymoriなどなど、、可愛い声のアーティストが大好物でやくしまるえつこさんの声が好きすぎています。最近はBishにハマってる。