毎日使うからこそいいものを選びたいと思う掃除機。なるべくいいものを吟味したい方も多いのではないでしょうか。しかしいざ掃除機を探してみると、実にたくさんのメーカーが取り扱っており、大手家電通販サイトでは掃除機メーカーだけでなんと280社以上もヒットします。
その中から本当に使えるものを選ぶのは大変です。時には買ってはいけない掃除機を購入してしまうこともあるでしょう。そうならないように、今回は「買ってはいけない掃除機」について、メーカー別にご紹介します。
買ってはいけない掃除機の特徴
まずは、買ってはいけないとされる掃除機とはどんなものなのか、チェックしていきましょう。失敗しないためにも注意点を頭に入れておくのがベスト!
あまり聞いたことのないメーカー
通販サイトではあまり有名ではないメーカーも取り扱われています。その中でも家電が主力ではないメーカーは特におすすめできません。保証サービスが揃っていないケースが多く、故障や不良品となったさいに損をしてしまう可能性も…。
口コミの評価が低すぎる
口コミはあるけど、評価が低すぎる場合は注意が必要です。高すぎる場合はサクラを疑ったほうがいいとよく言われますが、低すぎる場合は購入者が本当に怒って低評価にしている可能性が高いです。
口コミを信用しすぎるのはよくありませんが、しっかりチェックを入れないのもNG!中には参考になる意見もあるので、自分が買ってはいけないとされる掃除機に出会わないように取り入れていきましょう。
価格が相場よりはるかに安い場合…
掃除機の価格相場を考えると、人気の掃除機は約2万円から4万円台です。単身者向けの住宅は、1万円から2万円台が向いているとされています。
この価格の差は何かというと、機能やアタッチメントの差です。広い家ですとヘッドをつけかえたりバッテリーの持ちが良いものがいいですが、単身者向けの場合は特にヘッドを変えたりする必要がないしせいぜい20分くらい動けば十分です。その分金額も安く済みます。
つまり、広さや稼働時間に応じて内容は変わります。ですが、時には相場よりはるかに安いものと出会うことも…。粗悪品や保証が無いパターンなど幅広く問題点が考えられます。特にネット購入などの時は注意!日頃から相場や市場の動きを購入に向けてチェックしておけば問題ないですよ。
【参考:Baseconnect「掃除機製造・メーカーの会社・企業一覧(全国)」】
メーカー別に買ってはいけない掃除機の特徴を紹介
それでは、有名なメーカー別に買ってはいけない掃除機のタイプをご紹介します。今回挙げるのは以下の4社です。
- ダイソン
- マキタ
- パナソニック
- アイリスオーヤマ
それぞれに人気の機種がある印象ですが、その中でも買ってはいけない、選んではいけない掃除機とはどれなのでしょうか。
近年人気の高まったダイソン
ダイソンの掃除機、3ヶ月で死んだ。
— like a snowy kiss (@likeasnowykiss) September 16, 2018
ダイソンなんて、買うもんじゃない。
国産メーカーの掃除機では考えられない。
後悔している。
だって、これから1〜2年ごとにバッテリー交換必要なんだよ?
ほんと、買うんじゃなかったわ。
#dyson#ダイソン#買ってはいけない
ダイソン掃除機のデメリットは本体の重量と長さです。ほとんどの機種が重い印象が強いです。それは、モーターのある駆動部分が手元に来るため。自走機能がついていても、細かい部分は腕で操作しなければいけないので女性には大変です。
長さについては、駆動部分から伸びるパイプが扱いづらいという面があります。元々ダイソンが欧米向けということもあってか、欧米よりも比較的狭い日本の住宅では取り回しづらいようです。マンションやアパートには向きません。
#ダイソンコードレス掃除機💢😡「買ってはいけない」コイツのバッテリー寿命は2年しか持たず 買い替え値段が¥8800💢😡高額な掃除機買って 更に2年に一度 買い替え無いと駄目なんて CMも販売店も言わないし💢😡言うてくれたら買ってまへん💢😡 pic.twitter.com/1tGhf1CR5t
— Area 6 Bar (@Area6Bar1) December 17, 2020
安心感のあるマキタ
業務用の電動工具を取り扱うマキタ製でも買ってはいけないのは、比較的安価なバッテリー内蔵タイプのコードレス掃除機です。このタイプは他のモデルよりもパワーが劣ります。何より充電に時間がかかるので、何かと不便を感じます。
パナソニックでも注意点あり!
製品数の多さが特徴のパナソニックですが、買ってはいけないタイプの掃除機が存在します。パナソニックが独自に開発したセパレート型掃除機。他のタイプにないスリムなボディが特徴ですが、稼働時間が最大15分と短めなうえ、価格は6万円以上とかなり高めです。
お手頃なアイリスオーヤマ
アイリスオーヤマの掃除機の中でも買ってはいけないのは、紙パック式コードレス掃除機です。サイクロン式の欠点である重さとメンテナンスのしやすさを兼ね備えるために作られました。
しかし、価格がお手頃で重量も紙パック式な分軽いのが長所ですが、紙パック式に求めるパワーが十分に発揮できません。もし吸引力を求めるのであれば、買ってはいけない掃除機と言えます。
買ってはいけない掃除機を購入した体験談とその対策方法
実際に購入した人の体験談で多いのが、「吸引力」「騒音」「重量」のどれかに失敗してしまったパターンです。失敗しないための対策法はあるのでしょうか。
吸わない掃除機を購入しないために
購入してみたらフローリングの髪の毛が吸えない、もしくはカーペットの長い毛が吸えないなどの失敗談も多いです。
このような体験を防ぐには、掃除機のヘッドを確認しましょう。ブラシ自体が回転する「パワーブラシ型」はカーペットや畳に適していますが、摩擦抵抗の少ないフローリングには向いていません。フローリングには「タービンブラシ型」が向いています。
音がうるさい掃除機の対処法
吸引力が弱いのに音が大きい、モーターがうるさすぎるといった掃除機の騒音についての失敗談も多いです。買ってはいけない掃除機を購入してしまった場合には相応対策をしましょう。
防音マットを使用すると、下の階に音が伝わるのを防げます。また、パワー切り替えボタンを駆使するのも効果的です。フローリングや畳などなおさら音が響きやすい箇所でも、弱モードは十分な吸引力を発揮してくれます。
重くて疲れる掃除機を購入しないために
コードレス掃除機などは軽量と書いてあったり、本体重量が軽そうに見えても、想定よりも重さを感じてしまう場合が多いです。
買ってはいけない重さの掃除機を購入しないためには、家電量販店で実際に試してみるのが一番です。ただ、試す時間がないという場合は、口コミやレビューなどで「思ったより重かった…」といった意見が多くないかどうか探してみるといいでしょう。
まとめ
毎日使うからこそ失敗したくないのが掃除機。買ってはいけない掃除機を購入しないようにするには、以下の点に気をつけましょう。
- 無名メーカーを避ける
- 口コミの評価が低すぎるものを避ける
- あまりにも安価
- 自分の住環境と用途に合ったタイプを吟味する
大事なのは、自分が使う環境にあったものを選ぶこと。買ってはいけない掃除機を避けて、自分に合ったものを購入しましょう。