アーティスト

ゆめうつつ|歌詞の意味を解説!夢と現実の間を反復するニュースゼロ テーマ曲[米津玄師]

ゆめうつつ|歌詞の意味

ニュースゼロですでに聞いている人もいる米津玄師のゆめうつつについて今回は紹介します。Pale Blueの2曲目としても収録がされています。ちなみに3曲めは死神です。

歌詞の意味を考察

まずは歌詞を見る前に米津玄師がどういった思いで作ったのかコメントを見てみましょう。

米津玄師の思い|夢と現実の間を反復

米津玄師
今回の曲に関していうと「夢と現実の間を反復する」っていう曲にしたいなと思っていて。現実のある意味むなしい出来事だったり、怒りを感じるようなことだったり、見渡してみるとそういうものがいくらでもころがっている。残酷なまでの「現実」と、そこから対極にある「安らかな夢の中」、その夢と現実の間を反復しながら生きていくというのが、自分にとってはものすごく大事なんじゃないかという風に思っていて。
夜のニュースを見てそのあと眠りにつくじゃないですか。どういう風に眠りにつくかは人によって違うと思いますけど、少なくとも自分は「安らかな空間」というものが生きていく上で必要不可欠だった人間なので、自分と同じような人間もいくらかいるだろうと。共感してもらえたらありがたいかなと思います。

米津玄師『news zero』新テーマ曲書き下ろし「夢と現実の間を反復する」

この夢と現実の間を反復するということがテーマになっている曲です。
ニュースを見れば、悲しい現実をみることも多いですよね。またその逆に夢をみることもできるニュースもできます。
それを反復しつづけるのがニュースであるという思いから2つの面をもつニュースにマッチした歌詞づくりをしています。
そこから夢と現実がはっきりとしない、ゆめうつつという曲名にしたのでしょう。

何処まで飛んで行くんだろう

夢の続きを いつまでも探してた
あまねく町の側で 揺蕩う路地裏
広告を携えて 飛び立つ紙飛行機
何処まで飛んで行くんだろう

作詞・作曲:米津玄師

冒頭としては、夢の続きを探している、現実的な場面が浮かびますね。
夢のある広告を携えた紙飛行機はどこまでも飛んでいくというがボク個人としてはなんとも皮肉めいているような気もしました。
広告は夢というよりお金という印象をもつため、夢は金でいろんなところにも発信することができるような印象です。
もちろんニュースとしてとらえれば、お金ではなく目覚まし活躍さえすれば取り上げてくれるので、その点はなんともいえませんね。
ただ職業柄、広告はお金をだしてつかうものです。

揺蕩うの読み方と意味

揺蕩うは「たゆたう」という読み、意味としては定まらない気持ちという意味をもちます

さよならまた会えるかな

虚しさばっかり 見つめ続けるのは
誰かの痛みに気づきたかった ひたすら
何かを得れば何かが 目の前を通り過ぎる
さよならまた会えるかな

作詞・作曲:米津玄師


虚しいことばかり見るのは、誰か悲しんでいる、苦しんでいる人がいるのか知りたかったからということなのでしょう。
これはニュースを見る理由の一つとしてありますよね。
たしかに悲しいニュースばかりなのに(特に最近は)それでもみつづけはしますよね。
その悲しい現実を知るからこそ。喜びや安らぎを気づくこともできるという意味にもとらえられますね。
さよならまた会えるかなというフレーズも印象的です。このさよならは悲しいニュースに対してではないと思います。
そうだったらちょっと不謹慎ですね。このさよならといっているのは、なにかを得ると、というのは喜びや安らぎのようなジャンルのものだと思います。

新しい安らぎに会えると、今までの安らぎはなくなってしまう
そこからさよならということなんだと。

誰も知り得ない傷が 癒えずに増える

背中合わせの旅は まだ続いてく
誰も知り得ない傷が 癒えずに増える
どうせいつかは 風に溶け消える
ならば今夜くらいは

作詞・作曲:米津玄師

背中合わせの旅というのは、まだ見えていないけどすぐそばにいる状態の人たちのことをさしているのでしょうか?
自分たちがまだ知らないことはたくさんありますが。その知らないことによる傷はどんどん増えていきます。
ただその傷もいつかは風に溶けて消えるといっていますね。
傷は増えていくのに最後は溶けて消えるという表現が少しきになります。
これは最後はみんな死んでしまう(千の風)になるということなのか、、

それか、悲しいことがあってもいつかはこの悲しさも消えるからとりあえず今夜はねてしまおう的なニュアンスなのかな

羽が生えるような身軽さが

羽が生えるような身軽さが 君に宿り続けますように
むくれ顔の蛇も気づきはしない 日々の隙間でおやすみ
君が安らかな夢の中 眠り続けられますように
あんな姿じゃいられない
子供みたいなまま遊び疲れてそれじゃ また明日

作詞・作曲:米津玄師

羽が映えるような身軽さというのは
悲しいニュースや出来事をみて身動きができなくなってしまう人のことをさしているのかもしれませんね
むくれ顔の蛇というフレーズも悲しい現実のことをさしているようにみえますね。
この悲しい現実も君に影響はないということなのでしょうか

子供みたいな純粋に、ただ今を楽しみたいけど、、、
ただ、悲しい現実にうずくまっていてはいけないということでしょうか
安らいでいたいよ、でもそのためにも悲しいニュースは知っておくべきだよね的な

間抜けな惑星に住み着いた羊の群れ

間抜けな惑星に 住み着いた羊の群れ
風と花と鳥に開かれた 瀟洒な宇宙船
何かを探し何かを 見捨てるアドバルーン
わたしは何処にいるんだろう
眩い光に絶えず 誘われている
零れ落ちた羊は まだ夢をみる
どうせわたしも 風になり消える
ならば今夜くらいは

作詞・作曲:米津玄師

ここで現実から夢の世界にいっていますね。
間抜けな惑星と羊というのは夢のことだからでしょう。
眠るために羊を数えるということがありますから、それと連動性があります。
わたしは何処にいるんだろうという言葉からも夢の中でみえている景色をのべています。

眩い光に絶えず 誘われているというのも、明るい夢のあるものに誘われてしまうということでしょう。

零れ落ちた羊は まだ夢をみるというのは、こぼれ落ちるということなので夢の世界からでている現実にいる人のことを指しているようにみえますね。


風になり消えるという意味は捉え方次第ですね、

何かを探し何かを 見捨てるアドバルーン

このアドバルーンはよくデパートなどにでている風船みたいな大きなやつです。
広告宣伝目的のものですね。
ただ見捨てるとはどういうことなのかと考えると

アドバルーンの広告で29歳以下限定セール!と書いた広告のアドバルーンが探しているのは29歳以下、そして見捨てているのは29歳より上の人たちをきりすていています(見捨てています)
そんな現実的な要素もおりこまれています。

革命家の野次も届きはしない

声が出せるような喜びが 君に宿り続けますように
革命家の野次も届きはしない 夜の淵で踊りましょう
君が望むならその歌は 誰かの夢に繋がるだろう
あんな人には解らない
物語の裏 隠れたままそれじゃ また明日

作詞・作曲:米津玄師

革命家の野次というのが良い表現ですね。
革命家といえばナポレオンとかチェゲバラが有名ですね。
かれらは有名ではありますが、今の時代の革命家はどうでしょう。

世間、世論の考え方はよくも悪くも安定であり
今回のコロナ、五輪などの問題に対しても声はあげています
ですがニュースではそのまま報道されないこと、メディアの世論操作などいろいろなものがあり、多くの人に届くことがあまりなくなっている現実があるということでしょうか

歌の全体としては、悲しいニュースや出来事があっても、みんな普通に安らかに眠るよね。だから安心して眠れるようになってほしいなというニュアンスがとらえられますね。

ゆめうつつで生きていく

ゆめうつつで生きていく 一つずつ愛し合う
躊躇わず渡っていく 君の元へ
やるせなくて嫌んなる 面影は遠くなる
疲れたら言ってよ 話をしよう

作詞・作曲:米津玄師

ゆめうつつの世界をこんな感じで生きる僕ら
ニュースみて世界の悲惨さに悲しむのもいいけど
そんなんじゃ嫌になってくると思う、疲れたら僕とくだらない話しでもいいからしませんか
といったニュアンスを捉えることができますね。

歌詞

夢の続きを いつまでも探してた
あまねく町の側で 揺蕩う路地裏
広告を携えて 飛び立つ紙飛行機
何処まで飛んで行くんだろう
虚しさばっかり 見つめ続けるのは
誰かの痛みに気づきたかった ひたすら
何かを得れば何かが 目の前を通り過ぎる
さよならまた会えるかな
背中合わせの旅は まだ続いてく
誰も知り得ない傷が 癒えずに増える
どうせいつかは 風に溶け消える
ならば今夜くらいは
羽が生えるような身軽さが 君に宿り続けますように
むくれ顔の蛇も気づきはしない 日々の隙間でおやすみ
君が安らかな夢の中 眠り続けられますように
あんな姿じゃいられない
子供みたいなまま遊び疲れてそれじゃ また明日
間抜けな惑星に 住み着いた羊の群れ
風と花と鳥に開かれた 瀟洒な宇宙船
何かを探し何かを 見捨てるアドバルーン
わたしは何処にいるんだろう
眩い光に絶えず 誘われている
零れ落ちた羊は まだ夢をみる
どうせわたしも 風になり消える
ならば今夜くらいは
声が出せるような喜びが 君に宿り続けますように
革命家の野次も届きはしない 夜の淵で踊りましょう
君が望むならその歌は 誰かの夢に繋がるだろう
あんな人には解らない
物語の裏 隠れたままそれじゃ また明日
ゆめうつつで生きていく 一つずつ愛し合う
躊躇わず渡っていく 君の元へ
やるせなくて嫌んなる 面影は遠くなる
疲れたら言ってよ 話をしよう

作詞・作曲:米津玄師

ニュースゼロ テーマ曲

2021年の1月4日からニュースゼロのテーマ曲として起用がされていた曲となります。

「news zero」有働由美子メインキャスター コメント

米津さんの作る曲には、表に文字として現れる歌詞のその奥に、いつも深い意味と、想い、そして祈りが、込められていると感じています。
今年コロナのさなか、インタビューさせていただいたとき、ご自分の心にこれほど逃げずに向き合う方がいるのかと少し驚きました。だからこそなのか、米津さんから生まれてくる言葉は、悲しいことを語るときもなにか祈りのように聞こえる気がしています。
私たちが日々伝えているニュースは、表は、現象と見えますが、そのひとつひとつに幾人もの物語りが存在し、いろんな思いが交錯して、発生しています。
悲しいニュースも許しがたいニュースも嬉しいニュースも。
米津さんが作ってくださる曲、聞かせていただくのが楽しみで仕方ありませんし、毎晩どんな辛いニュースが並んでも、最後には米津さんの曲が待っていると思うと、心穏やかになれる気がします。
米津さんの曲と一緒に、「news zero」もまた一歩前に進めればと思います。

米津玄師『news zero』新テーマ曲書き下ろし「夢と現実の間を反復する」
ABOUT ME
かずさ
かずさ
ライブとフェス好きのガジェットライター。おすすめのイヤホン、サウンドバーなどガジェットの素晴らしさを多くの人に伝えていきます。 その他気になる曲の歌詞や音質、音域のことを調べたりしてます。 好きなアーティストはYUKI,椎名林檎、宇多田ヒカル、志村正彦、andymoriなどなど、、可愛い声のアーティストが大好物でやくしまるえつこさんの声が好きすぎています。最近はBishにハマってる。