今回の記事で、ボイストレーナーのしらスタさんとコラボして、話題になっている少女(女性)について紹介をします
※最新情報更新
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「いもゆり」について
シアーミュージック三宮校所属している生徒の方です。
注目されている理由としては、シアーミュージックのユーチューブ投稿がきっかけで歌が上手くて感動する人が続出し、最近しらスタさんとコラボして歌っています。
今、三宮校にけば、いもゆりさんに会えるかもしれませんね。
三宮校周辺歩いていると、目撃情報もけっこうあります。
本名・年齢について
本名と年齢は現在公開がされていません。
いもゆりとなっているので、ゆりという名前なんでしょうか、、
年齢は不明ですが、まだ学生さんのような気がします。
入会を悩む人が続出
いもゆりさんに会うためにシアーミュージックに入会するか悩んでいる人もいます。実際に今行けば本当に会えそうですよね
歌声について
このレベルで生徒さんというのがものすごいですね
コロナの時代になってから、シアーミュージックでは活発に動画投稿がされたことにより、新たに発見がされた歌手になりそうですね。
少しYOASOBIのikuraちゃんの声質と少し似ていますが、めちゃくちゃシアーミュージックからの本気度を感じます。
ちなみにシアーミュージックに入会をして、評価さえされれば
YouTube「シアーミュージックチャンネル」のアーティストとして活動を行うことも可能なので、歌に自身がある方は有名になるチャンスがあるのでおすすめす。
シアーミュージックについて詳しく知りたい人はこちらの記事で詳しくかいています。
すでにオリジナル曲が発表されているので見てみましょう。
いもゆりとしらスタ
以前からいもゆりさんは出演をしていて人気だったのですが、この動画で一気に急上昇しましたね。
しらスタさんとのコラボがちょっとじわりますね。
0:18 の部分は、もう本人かな?みたいなくらいに歌うまいです。
三宮校シアーミュージックについて
三宮校は兵庫県にあるので
いもゆりさんは、兵庫の方のようですね!
住所
〒651-0096
兵庫県神戸市中央区雲井通6丁目1−5 コスモビル 2F
シアーミュージックの評判と口コミはこちらから
桜雨をカバー
桜雨はシアーミュージックと残響レコードボカロ制作部のオリジナル今日になります。
ボカロ版もあるのですが、この曲をいもゆりさんが歌ったという形ですね。
いもゆりからのコメント
聞いて頂いてありがとうございます!
ユーチューブコメント欄より
小猫まりさんの映像も本当に素敵で、、、😳
心を込めて歌いました、ぜひたくさん聞いてください!!
歌詞
終わりが、始まった。
原作 金森璋「桜雨」
時計の針が12時を回って、少し。
「起きてる?」
そう、問いかけられた。
「起きてるよ」
答えたのは、私だ。この部屋には、二人しかない。二人だけで暮らしてきた、二人だけの静かなお城だ。
「ごめんね」
「なんで謝るの、ヤコ」
「マコのこと、追いてっちゃうから」
「そんなのどうってことないよ」
「だけど」
「大丈夫」
私は、精一杯強がって言う。
「ヤコのこと、信じているから。たくさん、綺麗な写真を撮るんでしょ。必ず、帰ってくるんでしょ。それまで、私、ここを守るから」
「……ありがと」
もうすぐ、朝が来てしまう。まだ真夜中だ、と思っていても、ちくたくと針は進んでいく。
しっとりとした春独特の夜は、なんだか物悲しい。
新しい芽吹きの香りを連れてくる夜を深く吸い込むと、その冷たさが凛と肺に染みた。
「もう起きたの、マコ」
「ヤコこそ、まだ4時半だよ」
「ふふ、なんだかそわそわしちゃって」
「どうせ楽しみなんでしょ、今日からだもんね」
「うん。女優さんは先に入っているから」
「ヤコたちが行けば撮影始まるんだよね」
「そう。マコってば、あたしよりもあたしのこと把握してない」
「そんなことないよ」
そう言って、私は目をそらした。
ヤコのことを、ヤコ以上に知っているのは、当然だとも言えた。ヤコのことを、私はずっと想ってきたのだから。
ずっと、ずっと。でも、それが恋とか愛とか、そういう感情ではないような気がして。ううん、そういう感情『ではない』とはっきりわかっていて。つまりは、ヤコと私は幼馴染で同居人である以上でも以下でもないのだ。
桜の花が、はらりとベランダに舞った。
私が一番に好きな花。でも、今はなんだか憎たらしかった。
新しい春は、終わりで、始まりだ。
私たちは同じ小学校、中学校で育ち、同じ高校に通って、同じ大学を受験し、違う学部で学んで、今の道に進んだ。
だから、ヤコは写真家として。私は画家として。今から新しいスタートを切るのだ。
この部屋に住み続けるには思い出が多すぎる。最初、引き払おうとヤコに相談したのだが、ヤコは「戻ってくる家と、マコのアトリエが欲しいから」と却下した。
「はい」
差し出されたのは、湯気の立つコーヒーだ。私たちが気に入るたびにおそろいで買ったマグカップ――その中でも、一番のお気に入りのもの――に、注がれている。
「ありがとう、ヤコ」
「あたし、絶対に有名になるからね」
「……私だって」
「あーあ。こんな春なんて、来なきゃよかったなぁ」
「どうして?」
「だって。マコと――」
そこまで言って、ヤコは口をつぐんだ。マグカップを包む手に、やりきれない気持ちが一緒に包まれていた。
「ヤコと、ずっと一緒がよかった」
「マコ」
「私。ここで待ってるから。ヤコが帰ってくる家にするから。だから、安心して」
私はそう言って、精一杯、笑って見せた。
頬を伝った雫を、二人とも見なかったふりをした。
結局、6時の新幹線に乗っていくヤコを見送るために、私もそのまま起きていた。
「忘れ物ない?」
「うん、大丈夫」
ヤコはきちんとした襟のシャツと、カジュアルすぎない、けれど綺麗なシルエットの上着を着ていた。
特別なおめかしというわけではないけれど、門出に相応しい格好だと言えた。
「ヤコ」
「なぁに」
「……ばいばい」
「ふふ、違うでしょ」
そして、ヤコは笑った。
「またね、だよ」
私は何も言えなくなって、ヤコのことをぎゅっと抱きしめた。最後にヤコは、また何かを言おうとして言わずに、私たちの終わりへ向かって走り出した。
桜の雨が、ヤコの姿をかき消す。私はそれを見送って、初めて気が付いた。
「……喉、渇いたなぁ」
私は呟いた。応えるものはなかった。
ケトルでお湯を沸かしながら、マグカップがたくさん並ぶ棚を目指して歩く。
ずらりと並んだマグカップには、全部、ぬぐい切れない思い出がある。私は、これらを抱えてヤコを待つ。そう決めたのだ。
それなのに、涙が出る。
いつも通りのブレンドコーヒーが、今日はやけに、苦かった。
Produce 残響レコードボカロ制作部 https://twitter.com/zankyovocalo
Direction みっどないと https://twitter.com/Midnight_Dir
Lyric 金森璋 https://twitter.com/akillernovels
Illustration & Movie 小猫まり https://twitter.com/mari_kosaji